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実は6月13日は…

 お昼を回ったころに美術館を出て、歩いて駅へ向かう途中、大山崎町の名所案内の看板に「妙喜庵」とあったのを発見。確か利休設計の茶室「待庵」があった所のはず。
 「見られるんですか」と世話人M氏に尋ねてみると、「非公開だけど、駅のそばにある大山崎町歴史資料館に待庵のレプリカがある」とのこと。時間に多少の余裕があった小生含め3人で、その資料館を見学することに。
 今のこうした資料館は、ただ古文書や出土物などを飾っておくだけではなく、地理関係や映像などを交えた3分程度のビデオで多角的にわかるような紹介をしてくれます。
実は6月13日は…_a0010524_23453.jpg

 ここでも、待庵(撮影禁止なので、上の写真はリーフレットの複写)のほか、荏胡麻が主原料だった当時の油座、もちろん山崎の合戦の解説ビデオがあり、どれも上出来でした。
 そのビデオを見ていて、なんと言っても驚いたのは、山崎の合戦があったのは6月13日だったこと。えーっ、今日じゃん。そりゃ合戦があった日付は旧暦だから厳密には同じ日ではないにせよ、山崎に最もゆかりのある日に、そうとも知らず集まっていた偶然に一同、不思議な縁を感じつつ、解散したのでした。
 偶然といえば、美術館からの帰り道、JR京都線の踏切待ちをしていた車は「あ 12−34」という、並びのよいナンバーでした。古そうな軽乗用車だったけど、あれはナンバーを手放すのがもったいなくて乗り続けているのかもしれません。
by maruyamamasaki | 2004-06-13 22:00 | 京都府


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