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時代祭

 10月22日(土)
 絶好の秋晴れだった去年と違って、今年の時代祭は少々怪しい空模様。加えてちょっと心配事もあって、見物には出遅れてしまったのでした。先回りして平安神宮で待つ手もあったけど、雨に降られるのが嫌だったので、三条大橋の東側辺りへ行くことに。
 到着した時には、先頭の維新勤王隊列、幕末志士列は通過しており、3番目の徳川城使上洛列から見始める。「歩く博物館」と呼ばれるほど、衣装などは時代考証を尽くして作られているのですが、1年たっても「おお、ここが違う」とわかるような眼力はつかずじまいでした。
 雨は多少パラつく程度で済んだけど、本当に寒くて薄い装束の人はかわいそうなくらい。帰り際、四条河原町のビルの温度計は14度を示していました。祇園祭・山鉾巡行の時は34度くらいあったでしょうから、3か月でずいぶん変化するもんです。
時代祭_a0010524_20383058.jpg
鎧兜の人は騎乗が多いから、歩く中ではこの「白川女」のおばちゃんたちが一番大変かも

<追記>
 今(22日午後10時前)、地元局の京都テレビで時代祭の録画中継番組を見ているのですが、「こりゃ何だね」と思うほどの出来損ないぶり。毎年やってるんだし、この手の番組は下調べがすべてだというのに、司会のアナウンサーも解説の人もこれほどいい加減に話しているのは珍しい。時たま専門領域に入った時はさすがでしたけど。
 全体として視聴者を馬鹿にしているという点で珍例とすべき内容で、録画しておいてよかったと思います。
 どうせなら、観覧席の解説アナウンスをそのまま流すだけにして、映像を多少アップにしたりロングにしたりする方が、よほどましな中継だったでしょう。
by maruyamamasaki | 2005-10-22 20:42 | 京都市


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