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植物画世界の至宝展

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 9月4日(日)
 絵を描くのは苦手中の苦手だし、鑑賞眼なんざありません。どんなジャンルの絵が好きかというと、植物画(図鑑の絵みたいなの)とトリックアート(エッシャーとか、福田繁雄氏とか)ぐらい。
 でも、もし「好きな名画を1枚、タダでもらえる」なんて話があったら、僕は小磯良平画伯の作品を選びます。彼の絵に詳しいわけではなく、何となく好きだって程度です。
 神戸・六甲アイランドにある市立小磯記念美術館で「植物画世界の至宝展」が開かれており、最終日の今日は出勤前に何としても見に行こうと思っていました。折良く、文化面での知恵袋になっていただいているM氏夫妻から三宮で昼食のお誘いがあり、待ち合わせまでの間に見学することに。
 小磯記念美術館での植物画展という、僕にとっては実に好都合な組み合わせが実現していたのは、小磯画伯が武田薬品工業の機関誌(社報?)の表紙に、薬用植物画を描いていたのに由来するとのこと。美しい女性の肖像画ばかりじゃなかったんですね。
 小磯画伯の作品はもちろん、欧米の植物画も、色使いから何からどことなく日本画(植物を題材にしたもの)に近い印象があるのが、親しみを感じる理由かもしれません。こういう高度な展開を語れないのが、我ながら残念ですが。
by maruyamamasaki | 2005-09-04 20:10 | 神戸市


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