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灯台下暗し

 8月24日(水)
 泊まり勤務が明けて帰宅した後、気が向いて近所の「大阪くらしの今昔館」へ。9月4日まで、特別展「大阪近代住宅ものがたり」が開かれています。
 「今昔館」は、それこそ来阪して最初の泊まり勤務明けに寄って以来、今回まで4回ぐらいは来たと思いますが、当ブログに登場するのは初めて。1830年代の大坂の町並みを再現した空間や、近代以降の住宅や団地などの精密な模型などが展示されており、ナレーターは桂米朝、八千草薫と、結構凝っています。
 特別展は、大阪郊外に広がっていった金持ち、サラリーマン住宅の発展ぶりなどを、写真や設計図を中心に紹介。個人的には、神戸・御影にあった朝日新聞創業者・村山龍平邸なんかが興味深かったです。
 一通り見終わった後、パンフレット等が置いてあるコーナーで、大阪市立大学大学院の町家に関する公開講座の案内を発見。日曜日の午前中に開かれるようなので、早速申し込むべく、同じ建物の4階にある市立住まい情報センターへ行った。
 いかに大阪が気に入ったとはいえ、あくまで仮住まいの身だけに、このセンターに来たことはなかったのですが、灯台下暗し。併設されているライブラリーをのぞいてみたら、大阪本の宝庫だったのです。市立図書館だってそこそこ揃ってはいるけど、よもや自宅から徒歩2分程度の所にこんな施設があったとは。せめて1年前には気づいていたかった。
灯台下暗し_a0010524_16341642.jpg
 戦後の住宅不足の時代、バスを建物代わりに並べた城北公園・「バス住宅」の模型
by maruyamamasaki | 2005-08-24 16:37 | 大阪市


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