竹流金

a0010524_21397.jpg 4月21日
 シャツ1枚でちょうどいいほど暑い午後、造幣局の残り桜を見物に。それにしても、照りつける中を造幣局まで歩く道が長く感じたこと。
 造幣博物館の見学手続きをして中に入ると、ほとんど誰もいません。桜はまだ十分に残っていましたが、種類は限られていて、最も本数の多い関山と、鎌足桜がほとんど。ほかは松月ぐらい。いずれも八重桜の種類です。
 造幣博物館は2度目なので、展示はそれほどじっくり見ることはありません。お目当ては、ここにしかない竹流金を撮ること。溶かした金を竹に流し込んで作った臨時の貨幣で、大坂冬の陣か夏の陣のころ、集めた浪人への恩賞に与えられたとされています。展示されているのは、昭和初期に淀川で偶然見つかったものです。
 城山三郎氏の小説「黄金の日々」に、竹流金がちょっと出てきます。読んだ当時は結構、大きいように想像したものでしたが、実物はかなり小さいです。元々、金なんて大量にあるものではないし、恩賞用となると、与える相手は限られているとしても、そうはたくさん与えられないしね。
 勲章のコーナー以外は撮影禁止ではなさそうだけど、露骨なのも何だからデジカメをロッカーに置いて、携帯電話のカメラで撮ってみることに。
 200万画素AFが威力を発揮するかと思いきや、ガラス越しの室内とあって、ピント合わせからして大変。ブレないように撮るのも難しい。
 ところで、ご覧になればわかる通り、「竹流金」と書かれたプレートの長方形の上辺がまっすぐではなく、両端側ほど歪んでいます。「たる型歪曲」と呼ばれ、レンズ口径の小さいコンパクトデジカメでは不可避な現象ですが、携帯電話のカメラとなるとなおのことですね。タテ位置でさえこうですから、ヨコ位置だと相当歪みそうです。
 
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by maruyamamasaki | 2004-04-23 21:40 | 大阪市


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