哲学の道

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 銀閣寺参拝の後は、桜満開の哲学の道を散歩。年寄りを蹴上まで3km近くも歩かせるのは酷かと思いましたが、父は普段、家の近くを散歩するのが習慣だし、もっと爺さん婆さんも歩いていることだから、ともかくも南下する。
 風がそよげば、ちょっとした花吹雪。桜を満喫できるのもこの土日まででしょう。そう思うと、いいタイミングでした。
a0010524_13304265.jpg いつものことながら、桜や紅葉の時期は本当にたくさんの人たちが歩いている。南下する人と北上する人はどっちが多いんでしょうか? 僕は南下ばかりで、北上したことはありません。
 途中、法然院に寄り道。残念ながら、ここは御朱印のサービスがなく、母がっかり。僕も西田幾多郎の歌碑を見そびれてしまったけど、でもこんなに美しく飾った手水鉢が、さりげなくあったりします。珍しく拝観料を取らないお寺ですが、こういう静かな佇まいは、何だかほっとします。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-11 18:17 | 京都市

永観堂

 哲学の道の散歩は若王子神社に辿り着いて終わり。もうここまで来てしまえば、今さらバスに乗るのもどうかと思い、そのまま蹴上へ向かう。
 その途中にあるのが永観堂。「もみじの永観堂」で知られるだけに、紅葉の時期は賑わっていますが、今は通り過ぎる観光客がほとんどです。僕も立ち寄る気はなかったのですが、御朱印コレクションを増やしたい母に促されて参拝することに。
 本当に空いていました。土曜日とは思えないくらい。キャッチフレーズが効き過ぎているのかもしれませんが、散歩してきて一休みしたい身としてはありがたい気も。
 それに、ここには「みかえり阿弥陀如来」という素敵な仏様がいらっしゃいます。前に来た時は、それこそチラッと拝んだ程度で、何となく色っぽい気がしたものですが、今回、改めてじっくりと対面させてもらうと、ずいぶん凛とした雰囲気を感じました。同じ仏様でこうも違う印象を受けるのも変ですけど、こうしたことが仏像巡りの楽しみなのかもしれません。
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 新緑の青紅葉は目に優しい気がします(あまりに芸のなさ過ぎる写真…)
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# by maruyamamasaki | 2009-04-11 17:54 | 京都市

桜の旅フィナーレ

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 永観堂を出て、南禅寺の三門を通り抜けたあたりで出会った桜吹雪。背景が暗くないとそれらしくは撮れないし、そういう場所でそういう場面を待っているのも大変だし、歩いている途中で急に撮るとなると、まあこんなものかしらん。
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 南禅寺の塔頭の一つ、金地院の前の道は、蹴上駅への近道。インクラインの下の小さなトンネルを出ると、本日の散歩のゴールでした。桜にもだいぶ青葉が目立ってきました。
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 これは初日の夕方に撮った岡崎疎水の桜。ここの桜が満開になっている様子を見たのは今回が初めてでした。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-11 16:40 | 京都市

イノダコーヒ本店

 4月10日(金)
 朝、蹴上から地下鉄で京都市役所前に出て、イノダコーヒ本店を目指す。ず〜っと、やってみたかったんです。高田渡の「コーヒーブルース」さながら、「朝っからイノダ」ってのを。
 在阪当時、京都育ちの先輩S氏に連れて来てもらったことがあり、大体の場所は知っていたつもりだったのですが、来てみるとわからない。偶然、三条支店が見つかり、近くにある本店に辿り着いたのは8時半頃でした。
 いますねぇ、同じことを考える観光客がたくさん。禁煙席が空くまで20分ぐらいは待たされたでしょうか。お腹が空いていたので、お待ちかねの「京の朝食」(1200円)は出された途端に手を付けてしまい、写真なし…。さとなお氏のおっしゃる通り、厚いハムはおいしいし、クロワサッンもいい焼き加減で結構でした。
 分煙を実施しているとはいえ、庭の眺めなどを楽しめるのはほとんど喫煙席。上方は依然として喫煙勢力が強いのを実感したのでした。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-10 22:44 | 京都市

原谷苑

 今回の花見旅のお目当ては原谷苑。在阪当時は全く知りませんでしたが、最近になって旅行記事などでその名を見かけるようになりました。いわく「この世のものと思えぬほど」「一山全て枝垂桜」「ものすごい美しさ」と、絶賛の嵐。今年は早咲きから遅咲きまで満開が重なり、例年以上の美しさという。
 イノダを出て地下鉄で北大路駅まで行き、タクシーを拾って原谷苑までは10分ちょっと。金閣寺や龍安寺、仁和寺の裏山といった辺りにあり、料金は1300円前後でした。たまげたのは、対向車線がタクシーで渋滞していたこと。つまり、既に多くの人々が原谷苑に向かっており、客を降ろしたタクシーが列を成していたのです。
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 ご覧あれ、この見事な枝垂れ桜と人だかりを。個人所有の桜園とあって、入場料はその日の開花状況によって決まるのが面白い仕組みです。タクシーの運転手さんによると、600円から始まってだいたい200円刻みでアップするそうで、この日は1200円でした。
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 桜ばかりでなく、木瓜やレンギョウ、ユキヤナギもこの通り、真っ盛りを迎えていました。ほかにもシャクナゲなども咲いています。
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 こうなってくると、どう撮ったら美しさを伝えられるのか、さっぱりわかりません。全景を撮れる場所はないし…。飲食物の持ち込みは禁止ですが、売店で飲み物やおでんなどを買えば、所々に置かれている縁台に座って食べることはできます。一番いいのは、花見弁当などを予約して、桟敷席で食べながら花見をすることでしょうか。人込みを気にせずに楽しめるでしょうし。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-10 21:37 | 京都市

はふう

 原谷苑からはぶらぶらと下り坂を仁和寺や金閣寺方面に歩く手もあったが、年寄り連れなので、タクシーで再び北大路駅へ戻る。朝食がちょっと遅かったけど、間もなくお昼時だ。知り合いのフリーライター、鳴川和代さんの紹介記事を読んでから、一度は訪ねてみたかった肉専科 はふうを目指すべく、地下鉄で京都市役所前駅へ。
 HPのアクセス情報では駅から徒歩5分とのことでしたが、この辺りを歩いたことがないため、店を見つけるのにやや往生してしまい、本店に行くつもりが、先に見つかった御所南店(本店の近く)へ入ることに。京都の地名は直交する通りの名前を冠しており、地上に出て御池通を西へ向かえば交差する通りの名前がわかるから迷わずに済んだはずですが、つい河原町通を北上したのが失敗の素でした。
 ここは極上ステーキ定食3990円にチャレンジ。若い頃に勤務した浜松市にあったステーキハウスのご主人に「本当においしい肉は塩をちょっとだけ付けるのが一番の食べ方」と教わったことがありますが、ここも粒マスタードやポン酢もあるものの、「まずはお塩で」と薦めてくれました。肉質に自信があればこそ、でしょう。
a0010524_2046567.jpg 実際、期待を裏切らない味です。僕が食べたサーロインは「端っこ感」があったとはいえ、コストパフォーマンスは最高レベルです。
 僕は、こうした定食の付け合わせのパスタ類はあまり好きではなく、残すのも悪いから最後になって無理矢理押し込むことがほとんどです。今回も最後でしたが、このバジリコはかなりいけます。初めっから手をつければよかったと後悔しました。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-10 20:23 | 京都市

醍醐寺

 初乗り料金が高いと評判のよろしくない京都市営地下鉄ですが、それだけに1日乗車券600円はお得感があるように思えます。朝からもう3回乗ったから元は取れたのですが、まだ昼過ぎだし、この際、醍醐寺の桜も楽しんでおくことに。前に行った時は散り始めでパッとしない印象でしたが、今年は「そうだ、京都行こう」のCMでも紹介されていたことだし。
 一つ心配だったのは、醍醐駅からの道が結構、上り下りだったこと。昨年、バスに揺られ過ぎた父が一時的に体調不良になってしまったのを反省して、移動は地下鉄やタクシーにしたのですが、半袖で歩いているこの恵まれ過ぎた好天の下とあっては、両親の疲労が気になります。
 醍醐駅に着くと、地元の人たちが醍醐コミュニティバスのチラシを配っていました。この時期、醍醐寺へは10分に1本で走っており、往復(実際は1日乗車券)で300円とのこと。「便利なものができたなあ」と乗ってみましたけど、在阪当時の2004年に開業しており、僕が気づいていなかっただけでした。
a0010524_21221394.jpg せかせかと歩き回る僕は大した問題と思わなかったのですが、両親は醍醐寺の参道のデコボコぶり(写真右)に少々呆れていました。確かに、かつて石を敷き詰めたのだとしても、何でこんなに不揃いかつ不適切な大きさの石を使ったのか、理解に苦しみます。拝観料を取ってるんだから、ちっとは何とかしてほしい気もします。
 肝心の桜は、今回もピークは過ぎていたよう。満開だったのは、参道沿いの売店のある所の木ぐらいで、どうも近づきにくい。御朱印集めが趣味の母は、コレクションを増やすことができたので、まあよしとしていただきたい。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-10 19:30 | 京都市

椿事

 醍醐寺からウェスティン都ホテルに戻って来たのは午後4時半近く。桜の時期だけに、外国人宿泊客がやたらと多い。朝、各室のドアノブに新聞を入れた袋が下げられていたけど、僕らの部屋以外のほとんどは英字新聞でした。
 長い廊下を部屋に向かって歩いていると、向こうの方の部屋のドアが開き、40歳代ぐらいの背の高い外国人女性が後ろ向きで出てきました。暑かったので、風を通そうとしていたのかもしれません。暗い廊下で遠目には脚のラインにピッタリとしたものをはいているのだと思っていました。
 近づくにつれて、とんでもない誤解だと悟りました。向こうも僕らが歩いてくるのは気づいているようですが、なぜか意に介さぬ様子。弱ったなあと思いつつ、知らん顔をして通り過ぎようとしたら、さすがに先方も部屋に引っ込んでドアを閉めました。
 日本人がホテルの廊下をスリッパで歩くのをよくマナー違反とされますが、たとえ誰もいないとわかっていても、下着姿で廊下に出る大和撫子はいないと思います。ステテコ姿のおっさんならともかく。
 外国人女性も花柄を愛用しているのだと知ったのが、収穫と言えば収穫。あいにく、そういった機会に恵まれたことはなかったもんで…(^o^;ゞ
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# by maruyamamasaki | 2009-04-10 18:38 | 京都市

またしても…

 4月9日(木)
 今年も両親を連れて花見の上洛。JR東海ツアーズの2泊3日プランで、4月上旬では最も価格が低かったこの日の出発を選んだのですが、桜の満開とうまく重なったうえ天気も絶好と、幸運が重なりました。
 午後3時半頃に投宿し、不寝番明けだったこともあって一休み。空は雲一つなく、今年こそ念願久しかった平安神宮の「夕映えに染まる朱の社殿と紅枝垂れ桜」を堪能できそうでした。
 しかし、何たること。5時過ぎにホテルを出てぶらぶらと歩いて行ったら、着いた時には神苑の見学は閉められてしまったのです。もうちょっと早く外出していればなぁ〜。
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 まあ、外から見るとこんな感じだったのですが、やはりあの見事な枝垂れ桜を見たかった。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-09 21:30 | 京都市

岡崎「美先」

 初日の夕食、候補は京都駅前の「いいむら」か昨年訪れた「美先」でしたが、平安神宮の神苑に入れなかったガックリ感で駅まで出て行く気も失せてしまい、「美先」に決定。
 コース料理の値段と味はある程度までは比例すると思います。その比例のラインより味がよければコストパフォーマンスが良いと思える訳ですが、僕の場合、だいたい8000円を超えるとコストパフォーマンスに対する評価が厳しくなる気がします。
 昨年は「一休」で予約した特別メニューで7700円でしたが、満足度はかなりのものでした。今回は8400円で、率直に言うと「ま、こんなもんだろ」って感じ。昨年は「税サ込み」だったけど、今回はサービス料別だったので、冷酒1合しか飲んでいない(父も僕もこれで十分な、安上がりな親子)のに、払いは3人分で3万円近くに達してしまったため、評価が厳しくなってしまったようです。
a0010524_12335856.jpg 写真は、焼き物として出された魚ですが、ウエイトレスさんが「鰈」と説明したのには驚いた。「こんなに身の厚い鰈がいるのか」と母共々、たまげたのですが、口にしてみたら「鰆」でした。単なる言い間違いだったのだろうけど、小さいが故にがっかりさせれれるミスには気をつけてほしいもの。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-09 20:02 | 京都市

ついにこの日が…

 帰宅してCATVの「スカイAスポーツ」で定時録画している「歴史街道〜ロマンへの扉〜」を見ようとしたら、別の番組が録画されていた。
 年度変わりで放送時間が変わったのかと番組ガイド誌を見たら、…ない。番組そのものがない。
 「畜生、スカイAのやつ、人に断りもせずに勝手に打ち切りおって」
と腹を立てたのですが、あれこれ調べると、大阪・朝日放送での本放送自体が、それこそ年度変わり前の3月27日で終了していたのでした。スカイAは1週遅れなので、先週まではちゃんとやっていたという訳です。
 それにしても何たること。月〜金曜日の午後7時前にやっていた2分程度の番組でしたが、近畿の歴史の深さを知る格好のガイドでした。大阪で暮らし始めて半年たった頃から録画を始め、東京に戻ってからは見られなくなったものの、昨年2月に再びCATVを利用するようになってからは、録画も再開していたのでした。
 15年も続いた番組だけにマンネリ色が濃くなったのか、未曾有の経済危機でスポンサーがつかなくなったのか。金曜日だけとはいえ、「ちちんぷいぷい」が関東でも見られるようになって喜んでいただけに、その代償(違うけど)のように「歴史街道」が終わってしまった喪失感で、打ちひしがれるような思いです。大げさか。
 ナレーションを担当した道上洋三アナウンサーをはじめ、番組制作に携わった方々や撮影に協力してくれた人々、スポンサー各社に、「ありがとうございました」と言いたい。寂しいけどね。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-07 01:07

ついにこの日が!

 不寝番明けの朝、何気なく新聞のテレビ欄を眺めていたら、TBSで午後3時から新番組「ちちんぷいぷい」が始まるのを発見。
 来たのだ、この日がついに。関東進出の日が。
 帰宅して、さっきから見始めた。懐かしい。僕の在阪当時に比べたら、西さんは少し額が広がってきた感じだし、石田デスクもだいぶ髪がグレーがかってきたなあ。
 残念ながら毎日ではなく、金曜日のみ関西エリア以外も放映することになったのだそう。とはいえ、東京にはほとんどないタイプの情報番組だけに、人気が出るまでそう時間はかからないはず。やがては月〜金枠になるかもしれません。
 この時間帯を他社番組にするのは、TBSとしても思い切った選択(制作費カットのしわ寄せか)ですが、東京には伝わっていない本来の関西テイストが広まるのは、元大阪市民としては何よりです。
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# by maruyamamasaki | 2009-04-03 15:20

国宝・三井寺展

 ルミナリエとバッテラ以外はこれといった当てもなく来てしまったのですが、阪急の広報紙「TOKK」を見ると、天王寺の大阪市立美術館で「国宝 三井寺展」が14日まで開かれているという。そういえば、しばらく前にNHKの新日曜美術館で放映していた。
 こういうイベント探しが簡単にできるのは、東京にはない京阪神のいい所だ。
 天王寺界隈は在阪当時、大阪市内では最もよく行った場所でもある。南方からは地下鉄御堂筋線で直通だけど、懐かしさもあって大阪から環状線に乗っていった。天王寺駅構内で三井寺展の前売り券を販売しており、即ゲット。こういうのも、東京ではみかけないサービスだ。
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 三井寺そのものは昨年の春に訪れたものの、金堂が修繕中だったことなどもあり、寺宝を拝見することはできませんでした。本展はそれを補える絶好の機会になります。
 といって何がわかるわけでもありません。経文を見ても、字が上手だなあって感心するだけだし。それにしても、平安年間の文書がよくこんなにきれいな状態で残っているものだと思う。
 三井寺中興の祖である円珍についての知識は皆無でしたが、なかなかすごい旅をしたものだと思う。唐へ行くつもりが台湾に漂着し、そこから入唐して天台山、長安などを訪ねて帰国。と書くと簡単だけど、今の時代でも結構な旅だし、それを難破しちゃうような船で出かけなければならないとなるとねぇ。中国語を覚えるのだって大変だし。そういえば、本展開催は円珍の帰朝1150年を記念してのこと。
 何と言っても、秘仏を一堂に拝めたのは素晴らしい。不動明王立像(黄不動=ゲートの写真の左側)を見ても、「これだけアクセサリーを身にまとうとなると、時間がかかって大変だろうな」なんて感想しか思いつきませんけど、でも普段見られないお姿を見られるのは、それだけで十分にありがたいと思います。
 東京には回ってこないのかと思っていたら、2月7日からサントリー美術館で開催するとのこと。
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# by maruyamamasaki | 2008-12-11 21:18 | 大阪市

鳴滝大根焚き

 不寝番勤務の早朝、日テレの「おはよん」やNHKの「おはよう日本」で、京都・鳴滝の了徳寺で今日10日まで大根焚き(だいこだき)が行われるというニュースを流していた。
 在阪当時に行ったことがないし、何だか体が温まってよさそうだ。9時に釈放となった後、新幹線に飛び乗って京都へ直行…。
 そんな即断即決ではなく、実は勤務先の盟友からかねがね「大阪で旨いものを食べさせろ」とリクエストがあり、「それなら」と10−11日に行くことにしていたのでした。あいにく、盟友は都合がつかなくなり、いつもの如く単独行でしたが、うってつけのイベントがあったって訳です。
a0010524_1719539.jpg 寺のHPの地図に従い、京福電車・鳴滝駅で降り、仁和寺寄りに少し歩いて左に曲がる道を進む。案内板らしきものが全くないのが妙だなとは思ったものの、閑静で気品のある「いかにも京都」っぽい住宅街を歩いた。
 前から来た女性2人組が「前に来た時は確か駅を出てすぐの道を左に曲がったんやけど…」と話しながら駅方向へ戻って行く。どうもこの道ではないらしく、僕もいったん戻り、もう少し仁和寺方向に進んでバス通りに出る。
 「これは仁和寺の前を通っている道だ」と確信し、バス停の表示をよく見ないで西へ向かってしまった。これが更なる失敗で、逆方向だった。バス停を二つ通り越した辺りで不審に思い、結局、バスで鳴滝本町へ行った。時間のロスは40分ぐらいだろうか。
 ともかくも了徳寺に辿り着き、空腹だったのでかやくご飯付きの「お斎(とき)」1500円をいただくことに。
a0010524_172338.jpg 本来、宗教行事だし、この手のものが安くはないのは承知しているものの、普通に考えたらこんな馬鹿馬鹿しい値段はないでしょう。「大根」だけなら800円ですが、その方がまだ納得はいく気がします。
 それにしても、二日間で3000本の大根を焚いて約1万人に振る舞うとはすごい。
 帰りは了徳寺前の道を素直に南下。5分足らずで京福電車の踏切に着き、右折して鳴滝駅に到着した。
 教訓。了徳寺へは鳴滝の駅舎のある側から線路に沿って仁和寺方面へ進み、二つ目の踏切を北へ向かうこと。HPの地図がこれほど杜撰だったのは初めてだ。
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# by maruyamamasaki | 2008-12-10 23:50 | 京都市

妙心寺退蔵院

 せっかく京福電車、いや地元らしく嵐電沿線に来たから、妙心寺へ寄ることに。年明け1月20日から、東京国立博物館で「特別展 妙心寺」が開かれることもあり、いわばその予習代わり。
 臨済宗妙心寺派総本山だけに、ここもまた広いこと。まだ紅葉が何とか残っているのを期待して、塔頭の一つ「退蔵院」を拝観した。
 最も広い庭の「余香苑」はさすがに楓もほとんど散っていたけど、その脇にある大休庵前はまだ見事な赤さを保っていました。水琴窟の音にしばし耳を澄まし、心を安らげる。
 見ものなのは狩野元信作の庭。本堂の修復工事で周囲に足場がかかっており、廊下の端からちらっと覗き見るだけですが、何だか岩と緑の多い枯山水で、かなり異色な感じがします。座敷から見ると「石でできた襖絵」のように見えるとのことですが、そういう機会があればぜひ鑑賞してみたいものです。
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 廊下の端から見た「元信の庭」
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# by maruyamamasaki | 2008-12-10 22:50 | 京都市

第14回神戸ルミナリエ

a0010524_19513824.jpg そもそも今の時期に盟友を大阪行に誘ったのは、寒い季節の方が食べ物がおいしいこともあるけど、やはり神戸ルミナリエを見てほしかったから。
 冬の夜を光で飾るイベントはどこでもやっている。でも、光で飾ることに強い意味を持っているのは、全国広しと言えども神戸ルミナリエだけだろう。僕とて初めて来た時は全くの観光イベントとしか思っていませんでした。今でもまあそうですけど、それでも鎮魂と復興への希望を託していることを少しは認識しているつもりです。
 堅い話はともかく、6時半過ぎにJR元町駅付近に着くと、平日なのに「60分待ち」の表示が目に飛び込んで来た。日中が暖かかったせいか、あまり寒くなさそうな夜にやって来た人々が多かったのかもしれない。実際はフロントーネ(光の門)に辿り着くまで30分程度でしたが。
 好き好きの問題ですから、いろいろと意見はあるでしょうけど、配色というか色のバランスから受ける印象は、これまでに見た4回(少ない…)の中では今回が最もよかったように思います。たぶん、予算などの面から、使っている電球の数などはここ6回の間でもだいぶ減ってはいるのでしょうけど。
a0010524_20184192.jpg 2年ぶりに来てびっくりしたのは、サンタクロースの帽子をかぶってルミナリエ募金を呼びかける女性があちこちに立っていたこと。去年はいざしらず、一昨年までは見たことがなかった光景です。
 毎年のように打ち切りがささやかれてはいたけど、今回はよほど深刻だったとみえる。観光客が押し寄せるのはいいけど、波及効果は期待したほどではないとか、中心部の道路が通行止めになって地元住民には迷惑だとか、「一定の役割を終えた」論がたぶん強まっているのでしょう。
 その際たるものが資金問題なのだろうし、はかばかしい成果がなければおしまいって最後通牒?があればこそ、今回の募金連呼だったのかもしれません。
 ともかくも存続を願う外野の人間としては、貧者の一灯を捧げるしかなく、ほんのささやかな額を投じてきました。
 
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# by maruyamamasaki | 2008-12-10 21:49 | 神戸市

和心料理「いとう」

 あれこれ理屈をつけても、結局はここで一杯やりたくて仕方がなかったのです。
 ルミナリエ見物を終えて、阪急・三宮から十三経由で南方へ。忘年会シーズンだけに込んでいたらどうしようかと思いつつ、扉を開いたら僕が座る余裕は十分にあった。
 個人的にはラッキーなのだけど、世の中全体ではやはり不景気の波は深刻らしい。大将の話では、忘年会の予約はここ何年かで最低だと言うし、市場もガラガラなんだとか。
 「最近、店のHPが見られなくなってるけど、どうかしたの」と聞くと、「あれはやめました」という。HPもずっとやっていると宣伝効果は落ちるのだという。
 それはそうと、ルミナリエ見物に加えて日中、無用に歩き回ったせいもあり、十分におなかはすかせてきた。鴨ロースの塩焼きに始まり、寄せ鍋、バッテラと、いつもの如く注文する。
 毎年のことなのに、寄せ鍋の具の量をまた忘れていた。すぐ食べられるように出してくれる鍋のほかに、まだ追加の具があるのだ。実際のところ、一人だったらこの寄せ鍋だけで十分過ぎる量だ。
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 加えてこの大きなバッテラ。それでも、脂の乗った鯖が取れる冬にしか作らないという貴重品?だけに、残そうなんて気は全く起きなかった。胃がパンクするんじゃないかと心配しつつ、結局は何事もなかったかの如く収まってしまった。(これで死んでも悔いはない)と思いつつ、最近の定宿「ホテルオークス」まで歩いて帰り、後はバタンキュー。
 
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# by maruyamamasaki | 2008-12-10 20:50 | 大阪市

特集陳列・坂本龍馬

a0010524_11243832.jpg 8月9日(土)
 在阪当時の職場の先輩が宇和島へ赴任することになり、往年のメンバーで送別飲み会を開くことに。場所はその当時、真夜中にさんざんお世話になった店の主人が西中島南方に開いている「和心料理 いとう」。「美味しんぼ」に登場する「岡星」を三次元化したような、と何度か書いたあの店です。
 午前中に出かけるため、数日前に初めて利用したエクスプレス予約で取った列車に乗るべく、東京駅でEX-ICカードを初めて利用。予約さえすれば新幹線も切符なしで済むのは何とも便利です。検札はどうするのかと思っていたら、自動改札にカードをかざすと、座席券が出てくるので、それを見せればいいのでした。
 飲み会の前に向かったのが、京都国立博物館で開かれている
特集陳列・坂本龍馬。博物館にある龍馬関係の資料を並べただけなので、通常料金だけで見学できるのですが、行ってみたら、この日は無料入場日でタダ。ラッキー!
 ほとんどは3年前の夏に開かれた特別展で見たはずですが、ほとんど忘れていました。それにしても、この人、本当に筆まめだったんだなあと思わずにはいられません。
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# by maruyamamasaki | 2008-08-09 23:00 | 京都市

KAZARI 日本美の情熱

a0010524_12302156.jpg 京都国立博物館を後にして、京阪で三条駅へ行き、そこからてくてく歩いて京都文化博物館で開催中の「KAZARI 日本美の情熱」を見学。東京・サントリー美術館で開かれていた時に見そびれてしまったので、たまたまここへ巡回していたのはラッキーでした。
 一人の作家ではなく、特定のテーマでいろいろな作品を集めている展覧会は、本当は大事な意味があっても、素人目にわかりやすい目玉がないと散漫な印象を持ってしまいます。本展もそんな感じなのかなあと思いつつ、出口に来たら、その素人目を驚かす展示があったのでした。
 平田一式かざり。身近にある陶器や竹製品だけを使って龍や海老に見立てた造形を造り上げる伝統行事で、鳥取県では今も盛んだとのこと。
 何のことだか実物を見ないとわかりづらいのですが、丼とか花瓶とか、様々な陶器をたくさん使って須佐之男命が八岐大蛇を退治する場面を描いているのです。最後にこれを見ると、それまでの展示で示されて来た「KAZARI」の伝統が現代にも脈々と生き続けていることが、いっぺんにわかるような気がするのが不思議です。
 大阪へ向かおうとしたら、すごい夕立。携帯で降雨レーダーを見ると、降っているのは京都市ぐらい。なかなかやみそうもないので、仕方なく雨の中を烏丸駅まで歩き、阪急で南方へ行き、送別飲み会には約20分遅刻の失礼をしてしまったのでした。
 4−5人くらいかなと思っていたら、10人も集まっていたのには驚いた。今更ながら、僕の在阪当時は「いい時期」だったんだなあと、しみじみ思う。名残惜しかったけど、あす10日は朝から勤務のため、東京行き最終ののぞみに乗るため、9時で失礼した。新大阪からしばし爆睡。 
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# by maruyamamasaki | 2008-08-09 22:19 | 京都市

謝辞

 このところ、ちっとも更新がないというのに、カウンターを見たら3万ヒットを超えていました。
 人気のあるブログに比べたら微々たる数字ですが、2005年11月27日に大阪を去った時点で、確か1万7000件台だったと思います。あれから2年半以上もたち、その間、たまにしか更新しなかったにもかかわらず、拙サイトを訪れてくださった皆様に、遅まきながら御礼申し上げます。
 今後の更新も、年に数回のペースとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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# by maruyamamasaki | 2008-08-03 21:16

岡崎「美先」

 4月13日(日)
 昨年に続き、両親を連れて京都へ桜見物旅行。「ウェスティン都ホテル2泊+ひかり往復」で1人2万9千円、平日絡みの安いパックをJR東海ツアーズで見つけて申し込む。昨年は「都ホテル1泊+のぞみ往復+瓢亭朝食」(近ツリ)でほぼ同額でした。
 この時期を選んだのは平安神宮の紅枝垂れ桜と、大阪・造幣局の通り抜けを狙ってのこと。在阪当時の2005年から「夕陽に染まる平安神宮の朱の社殿と紅枝垂れ桜」を見たいと思い続けているものの、どうもタイミングが悪くて曇り空ばかり。今年はホテルに着いたら一休みして桜花賞を見た後、平安神宮へ散歩して桜を楽しみ、近くの「美先」で食事して帰るという、黄金のプランを立てたのでした。
 「通り抜け」はここ数年の傾向から13日が絡む確率が高く、寒さが残っていたので遅めになるだろうと踏んで、この日程としたのでした。時期が決まってからでは遅いので、ギャンブル的な申し込みとなったのです。
 結果から言うと、「通り抜け」の開催は16日からとなってガックリしたのに加え、桜花賞は大波乱で外れ。夕方から雨が降り出して、なまじ近い店を予約してしまったため歩かざるを得ないと、黄金プランは全くの裏目に出てしまったのでした。
 とはいえ、美先はよかった。コースで7700円と決して安くはないものの、「この値段でいいの?」と思える内容でした。洋風の味も取り入れた和食といった感じ。刺身に添えられた山葵を残すのがもったいないと思ったほど。器も持ちやすさなどを考えたオリジナルのようです。オープンして2年目だそうですが、こんな店に通い続けて顔を覚えられた客になれたらいいだろうなぁと、つい思ってしまったのでした。
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# by maruyamamasaki | 2008-04-18 15:35 | 京都市

御室桜

 4月14日(月)
 旅行を思い立った2月下旬、この寒さでは今年の桜は遅いだろうと見込んだのですが、全く当てが外れて、東京なんかむしろ早かったくらい。京都も同様で、名所の多くは既に散り始めのよう。
 ただ、桜の種類が格段に多いせいで、遅咲きの桜ならまだ間に合いそう。京都の桜シーズンの最後を飾る仁和寺の御室桜を見に出かけることにa0010524_16464899.jpg
 ここでまたしても失敗。地下鉄と嵐電を乗り継いで行けばよかったのに、いったん京都駅に出てから市バスに乗ったものだから、満員で窮屈なうえ、あちこち停車するため、仁和寺に着くまで時間がかかってしまった。この時はわからなかったけど、老父には応えたらしい。
 御室桜はご覧の通り満開でした。木が低いのが特徴で、中には地面に這うような枝も。地盤が固いため、深く根を張れないせいだとか。桃山時代に建てられた京都御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)や、御影堂に祀られた弘法大師像を拝む。
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 御室桜の写真というと、お決まりですが、五重塔を背景にしたこのパターンですね。
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# by maruyamamasaki | 2008-04-18 14:33 | 京都市

やおやの二かい

 仁和寺からの帰りは、嵐電に乗ることに。
 実は、仁和寺を拝観するのも嵐電に乗るのも今度が初めて。大阪暮らしに別れを告げた2005年11月27日の日記には、仁和寺の門を閉じる様子の写真を使いましたが、あれは訪ねてみたら閉門時間だったばかりに撮ったものなのです。a0010524_17474862.jpg
 御室仁和寺駅で待っていると、反対側のホームに源氏物語千年紀にちなんだラッピング車両が入って来た。知り合いのフリーライターさんが紹介していた「紫のゆかりちゃん」号だ。
 この写真ではわかりませんが、描かれていたのは「若紫」「葵」「空蝉」の三つ(反対側には別の絵があるのかもしれない)。絵が大きいので、ちょっと話を知っていれば「あの場面か」と見当がつく。けばけばしい広告と違って、古都にふさわしい企画だと感心しました。
 昼時でもあり、終点の四条大宮で阪急電車に乗り換えて烏丸で降り、錦市場にある「やお屋の二かい」で京野菜を用いた「長寿ランチ」をいただく。旬を迎えた筍の炊き込みご飯のほか、腹のもたれない、なかなかいけるおばんざい6品。食い意地が張っていたせいか、写真も撮らずメニューも写すのを忘れてしまった。
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# by maruyamamasaki | 2008-04-18 13:36 | 京都市

平安神宮

 15時過ぎにホテルへ戻って一服。室内の清掃などがまだだったのには驚いた。客が外出している間に整えておくのは、ホテルの格に関係なく、当たり前のことなのに。安いパックには差がつくことになったんでしょうか。
 爪が伸びたままだったので、ウェスティン・チェーンのウリであるサービスエキスプレスのデスクに電話してみた。「あいにく、すべて貸し出し中でございます」という。間が悪いなあ、我ながら。
 16時になっても部屋の清掃は来そうもない。しびれが切れて、再度サービスエキスプレスに電話。今度はなかなか出ない。10回、20回とコール数が増え、30回になってようやくつながった途端、部屋のチャイムが鳴り、「清掃してもよろしいでしょうか」ときた。
 何たるタイミングだろうか。そそくさと電話を切り、清掃係の女性には怒るに怒れず、居ても邪魔になるだけだから、平安神宮の桜を見に出かけることに。a0010524_23211213.jpg
 あえて南神苑の庭に散った桜の花びらの写真をアップしましたが、これだけ散っていれば、いかにここの紅枝垂桜が見事な咲き方をするといっても、盛りを過ぎた風情だったことは想像がつくでしょう。雲も残り、今年も「夕陽に染まった朱の社殿と満開の紅枝垂桜」を目にすることは叶わなかったのでした。
 そうはいっても、神苑全体としてはまだまだ見頃の桜が何本もあり、やはり見応えのある庭園であることに変わりはありません。
 夕食は、さすがに外へ出るのは面倒だったので、宿泊者用のサービスメニューがあるホテルのレストラン「グランド・ビュー」で。ところが、日中の疲れがいっぺんに出たのか、普段は飲んでいないワインが合わなかったのか、父が「気分が悪くなった」と言い出した。歩いて部屋に戻るのは大変そうだったので、ウェイトレスさんに「車いすを貸して下さい」と頼む。
 するとウェイトレスさん、用意した車いすに父が座ると、笑顔で「このままお部屋までお送りします」と押し始めた。エレベーターまでかなり距離があるうえ、エレベーターから部屋までの距離も同じくらいある。しかも、カーペットだから押すのに大変な力がいる。
 それを厭わずに部屋まで送ってくれたウェイトレスさんのサービスぶりは、日中のもたつきぶりを埋めて余りあるものでした。
 まだまだ健康とはいえ、父の老いを目にさせられるのは、何とも言いようのない気持ちです。
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 泰平閣(橋殿)から桜に囲まれた尚美館の眺めを望む(@東神苑)
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# by maruyamamasaki | 2008-04-18 13:02 | 京都市

青蓮院

 4月15日(火)
 幸い、父は一晩眠ったら体調が戻った。やはりワインが合わなかったようだ。
 帰りの新幹線は14時29分発。チェックアウトした後、荷物をしばらく預かってもらい、青蓮院へ散歩しに行く。御朱印集めが趣味の母も、ここはまだ行ったことがないという。
 青蓮院というと、入口の大きなクスノキが強く印象に残っています。ところが、行ってみると、春だというのにどんどん落葉しているじゃないですか。「風の谷のナウシカ」で、瘴気(有毒ガス)に触れた木がいっぺんに葉を落とす場面がありましたが、まさしくそんな感じ。
 何かあったのかと心配になりましたが、後で調べてみると、クスノキは春に新しい葉が出る頃に、前の年の葉が落ちるのだそう。初めて青蓮院を訪れたのは3年前の5月初めだったから、その時は新緑の見事な樹冠が出来上がった直後だったのでしょう。
 さすがに4月の平日、お昼前に訪れている人は少なく、殿舎や庭園をゆっくりと見ることができました。小堀遠州作の庭に面した華頂殿で、ゴロリと横になりたい気分でしたが、これは御法度。関係ないけど、外国のテレビ局が撮影に来ていました。
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 宸殿に面した庭で咲く「左近の桜」。天明年間に御所が焼けた際、後桜町天皇は青蓮院を仮御所にしたとのこと。
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# by maruyamamasaki | 2008-04-18 11:05 | 京都市

ニアミス?

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 ぶつかるかと思った・・・ウソです。
 それにしても、この日は飛行機雲がたくさん見えた。(@京都・青蓮院)
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# by maruyamamasaki | 2008-04-15 21:42 | 京都市

特別展覧会「狩野永徳」

 11月18日(日)
 前日、くたびれたのを言い訳にしたことが、こんな形で跳ね返って来るとは。予測できなかったわけではないけど、まさかこんな行列ができているとは・・・。
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 京都国立博物館に着いたのは10時45分ごろ。「入場待ち時間は70分」というけど、今さら諦めるわけにはいかず、おとなしく並んで待つことに。こんな機会でもなければ、建物の裏側(=写真)を見ることもなかっただろうとか、自らを納得させていたのですが、にわか雨に遭ったのは辛かった。これで上洛5回連続の雨。
 入場はほぼ正午ごろ。だいたい並び始めの予告通りだったことに、何だか感心してしまった。
 教科書美術愛好家としては、何としても見たかったのが「唐獅子図屏風」。勤務先に近い三の丸尚蔵館に保存されているとはいえ、あの狭い展示スペースで披露するのはまず無理でしょう。じらされた挙げ句、出口付近でようやくお目にかかれました。
 でかい。圧倒的な迫力。しかし、驚いたのは国宝とも重要文化財とも重要美術品とも書かれていなかったこと。誰でも知ってるような作品なのに???
 同じ疑問を持った方がいたようで、その答を読むと、あらためて勉強になった次第。
 永徳を特集した「芸術新潮」11月号を買っていたので図録は購入せず、かわりに「洛中洛外図屏風」のジグソーパズルを楽しむことに。
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 この迫力ったらありゃしません。ここで記念撮影する人が結構いました。(@京都国立博物館)
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# by maruyamamasaki | 2007-11-18 12:35 | 京都市

新福菜館

a0010524_2348555.jpg11月17日(土)
 不寝番明けでそのまま新幹線に乗り、一寝入りしてお昼過ぎに京都駅に到着。駅の東側に黒いスープのラーメン屋があると聞き、行ってみることに。
 僕は醤油ラーメンが好きです。「スープが醤油の色をしていなければ醤油ラーメンではない」とさえ思っていますが、健康、というか天然無添加志向の近年、そんな醤油ラーメンにお目にかかったことはありません。そこにこの噂。「炒飯も黒い」とまで言われると、出かけずにはいられません。
 噂の店は、京都駅から歩いて5分弱の通称「たかばし」と呼ばれる場所にある新福菜館本店。行列ができていたのですぐわかった。
 驚いたことに、隣のラーメン屋にも行列ができている。こちらは第一旭という、やはり人気店とのこと。こんな具合に両雄が凌ぎを削る場所って、なかなかないのでは。
 新福菜館のラーメンは、スープが紛れもない醤油色。しかし、醤油の味はあまりわからない。叉焼も僕好みではなかった。何回食べても飽きないかもしれないけど、ちょっと当方の期待が大き過ぎた。炒飯、というか焼き飯も悪くはなかった。在阪当時、「焼き飯」を食べたことがなかったので、ようやく焼き飯と炒飯は別物と思った次第。
 (写真=京都駅のクリスマスツリー。在阪当時を含めて、見たのは初めて)
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# by maruyamamasaki | 2007-11-17 20:28 | 京都市

南禅寺

 11月17日(土)
 今回のお目当ては、18日まで京都国立博物館で開催中の特別展覧会「a0010524_2354057.jpg狩野永徳」。東京などへの巡回はないので、迷ったけどやって来てしまった。
 日中は込んでいるので、南禅寺で紅葉の進み具合をチェック。写真は、三門の脇で唯一、見頃になっていたモミジですが、全体としてはまだまだ。これじゃ、名所の永観堂には行くまでもないと踵を返し、東山方面へ散歩。
 青蓮院、知恩院、高台寺と過ぎる辺りで、何か見えない力が俺を引き寄せ、建仁寺方向に足が向く。気がつくと、俺は祇園のWINSの前に立っていた。
 2時間後、すっかり散財して不寝番の疲れにも襲われ、今日は永徳展の見学を諦めることに。宿は大阪・江坂だけど、阪急の南方駅で下車し、ほぼ1年ぶりに「和心料理 いとう」(HPができていた!)に立ち寄る。冷酒で寄せ鍋をつつきつつ、やはりここの大将は非凡な腕の持ち主だと思う。そう思ううちに眠ってしまい、最大の楽しみだったバッテラはホテルへ持ち帰ることに。
 その後は、西中島南方→緑地公園→新大阪と御堂筋線を南北へ行き来して、やっと江坂に辿り着いた。
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# by maruyamamasaki | 2007-11-17 19:52 | 京都市

「祈りのかたち」

 9月15日(土)
 これといった予定はなく、いよいよ何もなかったら岸和田のだんじり祭を見物しようと思っていたのですが、前夜のオフで凄腕美女幹事さんから表題のイベント「祈りのかたち」に誘われ、行ってみることに。信心のかけらもない僕に理解できるかどうかはさておき、「琵琶盲僧の釈文」「かくれキリシタンのオラショ」「踊躍(ゆやく)念仏」を観る機会なぞ、この先めったにないだろうし。
 朝食兼昼食は、久しぶりに船場の「味万」のうどんと天むすと決め、本町から心斎橋筋を南下していくと、「臨時休業」。在阪当時からなぜか当たるんだよね、ここの臨時休業には。ならば、次善策?としてクリスタ長堀にあるインデアンカレーへ。まあ満足。
a0010524_2332186.jpg そもそも、国立文楽劇場に入るのは初めて。大阪暮らしを始めた2003年12月の末、黒門市場に来たついでに場所を確かめ、いつでも来られるからと油断しているうちに、結局行かず終いになってしまったのでした。
 午後1時に開演。「最後の琵琶盲僧」と呼ばれる宮崎・浄満寺住職の永田法順さんの釈文は、宗教的な物語を琵琶の音に乗せて語るもの。ある神様が亡くなった後に生まれた五男坊が、上の兄4人は春夏秋冬や東西南北を4等分してもらったのに、自分には何もないことに腹を立てて兄弟喧嘩をし、それを文撰大王という祈祷師が仲裁したといった話でした。
 プログラムを読めばそうだとわかりますが、ただ聞いていると「文撰大王、結構細かい奴だな」といった感想しか思いつかない情けなさ。「自民党に文撰大王みたいな人がいなくなって久しい」とか、俗世のことしか思い浮かばないしなー。
 「オラショ」とは「オラシオン(祈り)」がなまった言葉という。日本語、ラテン語、ポルトガル語の部分があり、長い口伝の末、今日では意味の分からなくなってしまった呪文として唱えられているそうです。この日は5人で唱えていましたが、きちんと唱和する必要はないそうで、聴いていると各人の口の回りで微妙な差があり、それが何だか輪唱のような感じもする、何とも不思議な響きでした。
 仏向寺(山形県天童市)の踊躍念仏は、鎌倉時代の踊り念仏を今に伝えるそうですが、これはイメージしていたのとは大違い。字からしてもっと激しく跳ね踊るのかと思いきや、動きはとにかくスローで、確かに動作はあるけど、「踊る」イメージとはほど遠いものでした。
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# by maruyamamasaki | 2007-09-14 23:34 | 大阪市