<   2007年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

映画「細雪」

 7月23日(月)
 DVD「細雪」と書くべきでしょうか。もう24年も前の映画だし、劇場で観たわけでもないし。しかし、在阪当時から観たい観たいと思っていた本作を、船橋のtsutayaで見つけた時は本当に嬉しかった。
 あれだけの大作を2時間ちょっとで収めるとなると、かなり大ナタを振るわざるを得ないのですが、そう思って観ればまず勘弁できる範囲でまとまっていると思います。水害の場面は入れて欲しかったけど。
 評論家の川本三郎氏は「中央公論」の連載「細雪とその時代」で、さまざまな登場人物にスポットライトを当てて、その人物像を分析していました。読んでいると、お手伝いの「お春どん」だってその魅力を再認識させられる秀作です。
 それだけに、誰が「細雪」の真の主役なのか、小説でもよくわかりません。一読した身としては、二女の幸子さんだと思っています。映画では佐久間良子さんでしたが、四姉妹の中でこのキャストだけがちょっとなじめませんでした。ほかの三人がイメージにピッタリだっただけに・・・。じゃ誰ならいいのかって言われると、八千草薫さんとかかなあ。年齢関係を考えずに挙げれば。
 一方で、若き日の桂小米朝師匠の「啓ぼん」は、この人以外に考えられないほどのはまり役。最終的に雪子さんが婚約する華族役のエモやんはどうして出ていたんだろう?
 平安神宮の紅枝垂桜、嵯峨野の紅葉、贅を尽くした着物、などなど、映像美はまさしく眼福でした。もうリメイクは無理かもしれません。
[PR]
by maruyamamasaki | 2007-07-25 22:06 | 関西の小説と映画

フィラデルフィア美術館展

 辻回し見物を終えた後は、とりあえず腹ごしらえ。前日、錦市場で何の気なしに入った鰻の店(名前失念)が当たりだったので、今日も自らの勘を信じて錦市場へ。とある寿司屋に入ったものの、これは失敗だった。まずいとか言うのではなく、コストパフォーマンス面でのことで、回転寿し慣れしている身ですから、つい評価が厳しくなってしまうのです。
 夕方まではだいぶ時間があるので、京都市美術館で開かれているフィラデルフィア美術館展を見学へ。いずれ東京へ巡回してくる時に見るつもりだったけど、時間つぶしには美術展が一番だし。
 これまで、あまり見ることのなかったキュビズムやシュルレアリスムの絵画を、じっくりと鑑賞できたのが何より。今の勤務先にいるある女性(職場が違うので話したこともないし名前も知らない)がどっかで見たことがあるような気がしてならなかったのですが、本展で紹介されているモディリアーニの「ポーランドの女の肖像」に彼女が似ているのだとわかって、何とはなしに胸のつかえが下りた感じ。
 個人的な収穫、というと恥ずかしいのですが、アメリカの画家の作品を楽しめたのがよかった。だいたい、アメリカ人画家なんて、名前さえ思い浮かべられませんから。有り体に言えば、「いたの?」ってほどでした。
a0010524_21205522.jpg
 京都市美術館の壁には目玉作品の一部が飾られている
[PR]
by maruyamamasaki | 2007-07-17 23:52 | 京都市

祇園祭・山鉾巡行

 見物に来たのはこれで3回目。ゆっくり出かけても間に合う新町通で眺めることに。
 2年前は御池新町での辻回しを中心に眺めていたけど、今回は狭い新町通を巨大な鉾が進むのをじっくり見ようと、四条通からちょっと上がった辺りで待つ。a0010524_147725.jpg
 でも、ここで見るとなると、やはり右の写真のように、町家の二階から見物したいもの。綺麗どころもいてはるし(玄関の前)、一度でいいから、町家から眺める山鉾巡行ってのを経験したいものです。
 巨大な鉾が狭い新町通を進んで来ると、迫力どころか恐怖感さえ覚えます。しかし、あんまり近すぎて、写真もビデオも撮れやしません。
 何だかおもしろくない気がしてきたので、新町四条まで戻り、最後の辻回しを見物することにしました。観光客に配布されている巡行図で、ここは辻回しポイントにはなっていませんが、ここより東にある町の鉾は必ず辻回しをするわけです。
 目論み通り、新町四条にはそれほど見物客が多くはなく、これまでにないくらい、鉾の近くで辻回しを堪能することができました。これまでは鉾を押す方向からしか見たことがなかったのですが、何とか見る場所を移動できたここでは、鉾を綱で引く様子(=写真下)も見られたので、大いに満足です。

a0010524_14264317.jpg

[PR]
by maruyamamasaki | 2007-07-17 23:42 | 京都市

鯰男?

 16、17日とたまたま連休になったので、泊まりがけで祇園祭・山鉾巡行を見に行く。
 16日は「築城400年の彦根城を見物して、午後から京都入りしよう」と思っていたのですが、名古屋で乗り換えるのが面倒になり、10時半過ぎに京都着。何となく烏丸へ出て、錦市場で早めの昼食を済ませて、「さて山鉾町巡りでも」と思った正午過ぎ、携帯電話を見たら、何本かメールが届いていた。
 最新のメールは、「あす17日夕に一杯いかが」と声をかけた京都の知恵袋・M氏からのOKの返事。「よしよし」と思いつつ、その前に何本か来ていた時事通信社の速報メールを見たら、「新潟県で震度6強」だと! 新幹線に乗っていた時間で、着信にちっとも気づかなかったのでした。
 遅まきながら勤務先に人手が足りているか、お伺いの電話を入れ、「京都から戻って来ることはないよ」との言を得て、とりあえずほっとしたものの、これじゃ祭りを存分に楽しむ気にはなれない。3月下旬に来阪した時も、震度6強の能登半島沖地震が起こり、すっ飛んで帰京したっけ。俺は鯰男か?
 日曜日の宵山とあって、長刀鉾付近は通り抜けるのに10分近くかかるほどの大混雑ぶり。午後2時頃には雨が降り出し、とても止みそうになかったので、早々に宿泊する大阪へ引き揚げた。夕方、ホテルでゴロゴロしてたら、ここでも地震。いい加減にしてくれよ、もう。
 夜は新梅田食道街で、学生時代の友人と久しぶりに再会し、近況を語らいつつ一杯。
a0010524_13404917.jpg
 「もうこれ以上、悪い事が起きませんように」と八坂神社で祈ったのは言うまでもありません
[PR]
by maruyamamasaki | 2007-07-16 21:18 | 京都市