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仕舞と歌舞伎舞踊

 3月24日(土)
 大津市伝統芸能会館へ表題の企画を観に行く。大阪に転勤したばかりのころ、初めて狂言を観た時のイベント会社のメールにつられて申し込んだのだけど、能の上演とトークだと思い込んでいたら、実際は能面をつけずに一場面を演じる仕舞とトークだった。
 勘違いはともかく、初心者の僕にはとても興味深い中身でした。トークは歌舞伎役者の片岡進之介丈と、観世流シテ方の赤松禎英師。
 能については在阪当時、大阪市の講座で勉強したことがありますが、肝心なことはまだまだ知らないのを痛感。例えば、多くの演劇が一定期間にわたって同じ演目を公演するのに対し、能は一日しか上演しないこと。それでいて、シテ方や囃子方が一緒にリハーサルするのは一度くらいしかなく、いわば常にぶっつけ本番なのだそうです。
 能面をつけると、あの細い目穴ではほとんど視界が遮られてしまい、柱との距離で立ち位置を確かめつつ演じると聞きましたが、そのうえぶっつけ本番だとは。能独特の緊張感は、そういうところから生まれているのかもしれません。
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 写真=大津市伝統芸能会館の能舞台は小ぶりで能役者の息遣いまでわかるほどとか
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by maruyamamasaki | 2007-03-28 14:42 | 滋賀県

三井寺

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 小雨とはいえ、せっかくだから三井寺を拝観する。
 大阪を去る前、職場の先輩N氏のビートルで琵琶湖を一周した時、三井寺の前を通ったことはありますが、中に入るのは初めて。これといったお目当てはなかったけど、近江八景の一つ「三井の晩鐘」(=写真左上)は見てみたかった。
 「聞いてみたかった」か、本当は。「残したい日本の音風景100選」の一つなんだし。残念ながら夕方5時までは待てなかったので、その響きは味わえなかったけれど、この鐘そのものも「日本三名鐘」に数えられているといい、見られただけでもよしとしましょう。
a0010524_13495378.jpg 三井寺にはもう一つ、由緒のある鐘がありました。人呼んで「弁慶の引き摺り鐘」(=写真左下)。
 一番下の図のような格好で、弁慶がこの鐘を比叡山に引き摺り上げたものの、撞いてみると「イノー、イノー(関西弁で「帰りたい」の意)」と響いたので、怒った弁慶がこの鐘を谷底へ投げ捨ててしまったとのこと。よくわからなかったけど、鐘にはその時の傷が残っているそうです。
 この二つの名鐘は、「引き摺り鐘」が国の重要文化財で、「晩鐘」が滋賀県の指定文化財。知名度としては逆のような気もしますが、「引き摺り鐘」は奈良時代に鋳造された三井寺初代の梵鐘なので、こちらが格上ってことなんでしょう。
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by maruyamamasaki | 2007-03-28 13:30 | 滋賀県

京阪電車大津線

 3月24日(土)
 三井寺の境内にはつぼみの膨らんだ桜がいっぱい。1週間後だったらきれいに咲くんだろうなと惜しみつつ、後にした。
 大阪で元の職場の先輩氏と一杯やる約束があり、JR大津駅に出てそのまま大阪に行けば余裕で着くのだけど、どうしても乗ってみたかったのが京阪電車大津線
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 ご覧の通り、三井寺駅から浜大津駅ー上栄町駅にかけては路面電車ですが、その先は普通の電車のように専用軌道を走って山越えをし、最後は京都市営地下鉄に入るという、ほかでは楽しめない車窓風景の変化を眺めてみたかったのでした。
 それはそれで面白かったのですが、大阪へたどり着くのに結構時間がかかり、先輩氏を待たせる失礼をしてしまった。そのバチが当たったのか、翌朝、起きてみると石川県で震度6強の地震が発生。こちらの交通網に影響が出るとまずいので、すっ飛んで帰京する羽目に。勤め先に顔を出し、何をするでもなしに待機しつつ、退社したのは午後10時過ぎでした。やれやれ。
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by maruyamamasaki | 2007-03-27 14:00 | 滋賀県