<   2006年 12月 ( 3 )   > この月の画像一覧

光の旅−その1 OSAKA光のルネサンス

 大阪から泣く泣く東京へ戻って1年がたった。この時期、もちろん東京近辺でも様々なイルミネーションを用いたイベントが開かれているけど、どうも気乗りがしない。
 この際、懐かしい光を求めて旅に出よう。まずは大阪・中之島で開かれているOSAKA光のルネサンスを楽しむ。
a0010524_0283777.jpg

 午後5時過ぎ、中之島公園のバラ園をイルミネーションで飾るローズライトガーデンで、光のタワーが灯った。2年前、こんなのあったっけ? でも、品のある輝きでバラ園にふさわしい印象です。
a0010524_036274.jpg

 市役所と中之島図書館の南側に設けられる、この中之島イルミネーションストリートこそ、数ある光のイベントの中でも一番好きで、ホッとする灯りです。まだ完全に日が暮れていないので、気持ちを温かくしてくれる感じは伝わらないけど。
a0010524_0411542.jpg

 音楽に合わせて、この暖色系の光が時々、青色ダイオードの冴えた光に変わっていく。この手作り感が何とも言えないいいところです。大阪には「御堂筋全体をイルミネーションで派手に飾りたい」という声がいまだあるようですが、僕はこの「光のルネサンス」の方が、大阪の温かさを象徴している点で、遥かに素晴らしいイベントだと信じて疑いません。
a0010524_0425053.jpg

 冷え込んだ晩には、この青や白が冬らしさを強調することで、一方の暖色系の光がよりぬくもりを感じさせてくれるのかもしれません。
a0010524_0452466.jpg

 こちら、市役所正面に飾られたワールドリンキングツリー。市役所の玄関前で、日本銀行大阪支店をバックに見る方が雰囲気がいいのですが、こちらから写真を撮っている人は案外少ない。
 ほかにもウォールタペストリーなど魅力的なイベントがたくさんあるのですが、引き続きルミナリエ神戸を見るため、やむなく退散。旅行者だと落ち着きません。
[PR]
by maruyamamasaki | 2006-12-23 00:55 | 大阪市

光の旅−その2 神戸ルミナリエ

 神戸ルミナリエを見に行く。今年のテーマは「空の魅惑」。
 終盤ながら平日のせいか、1−2か所で渋滞はあったけど、概ね順調に流れていた。元町駅前からフロントーネにたどり着くのに30分はかからなかったと思う。
a0010524_21381944.jpg

 ルミナリエ見物は今年で3度目ですが、その中では今年のフロントーネのデザインが一番気に入りました。
a0010524_21453673.jpg

 フロントーネから始まるガレリアに入る時は、何度来てもわくわくしてしまう。我ながら、いい歳をして。
a0010524_21543331.jpg

 「この光の回廊がどこまでも続いていたらいいのに」
a0010524_21581131.jpg

 と思いつつ、ガレリアの終点、21基目のアーチが見えてくると、その向こうにスパッリエーラが目に飛び込んでくる。どんなデザインなのか、期待が膨らむ瞬間。
a0010524_2252929.jpg

 スパッリエーラのほぼ全貌が見える辺り。写真を撮る人たちのシルエットが面白く写る場所でもあります。
a0010524_22102572.jpg

 内側に入ってみる。正面にカッサ・アルモニカ(光の記念堂)を見るとこんな感じ。
a0010524_22154088.jpg

 左へ90度向きを変えて見る。(左右がちと切れてしまいました・・・)
a0010524_22174550.jpg

 さらに左へ90度。カッサ・アルモニカから見たスパッリエーラの内側。
a0010524_2222491.jpg

 残る正面右側のデザイン。(これも左右が切れてたか)
a0010524_22254787.jpg

 カッサ・アルモニカの下にはルミナリエ募金箱。投げ入れたお金が小さなベルに当たると、ちょっといい響きの音がします。
a0010524_22333095.jpg

 やはり必ず見ておきたい「1.17希望の灯り」。追悼と復興を願うガス灯のモミュメント越しに、ソロピースを見る。
a0010524_22425250.jpg

 最後は神戸市役所24階展望台から、スパッリエーラとソロピースの全体像を見下ろす。
 大阪在住時と同様、全くのワンパターン見物でした。来たタイミングの問題なのか、今回は追悼を感じさせる場面に出会えなかったのが、ちょっと残念ではありました。
[PR]
by maruyamamasaki | 2006-12-22 22:48 | 神戸市

日曜美術館30年展

a0010524_11484369.jpg 阪急電鉄の広報紙「TOKK」で、東京で見そびれた「日曜美術館30年展」が、京都文化博物館(左の写真は、博物館内部)で開かれている(1月21日まで)と知り、帰京までの時間を利用して見に行く。
 他人本位制芸術鑑賞家たる僕には、今の「新日曜美術館」はとてもありがたい番組です。ゲストの著名人が絵や彫刻などの見所を教えてくれて、「そーかっ」と思って現物を見に行くことの喜びは、何ものにも代え難いものがあります。
 今回は最初の展示品からテンションがヒートしてしまったのでした。荻原守衛の「女」。この作品に興味を持ったのは、姉が読んでいた有吉京子の「SWAN」の中で紹介されていた時だったから、もう25年も前でしょうか。見たいと思いつつ、穂高の碌山美術館にも行ったことがなく(友人とゴルフはしに行ったけど)、ようやく念願が果たせたのです。妄想が昇華して完成した感じを十分に堪能しました。
 ここで初めて知った作品の中で、最も印象に残ったのが平櫛田中の「禾山笑」。こんなに愉快な坊主の座像は見たことがありません。田中が師事した臨済宗の和尚さんだそうですが、ご本人に会ってみたいなと思わずにいられない像でした。もう百年も昔の人だから無理だけど。
 田中随一の名作「鏡獅子」は、見そびれた東京展やこの京都展でも出品されず、4月7日からの盛岡展(岩手県立美術館)で見られるとのこと。本展で紹介されている松本竣介の作品を見るのも兼ねて、行ってみるかと思う次第。
 帰りの新幹線で、図録を全部読んでしまいました。これも僕にとって初めてのこと。
a0010524_1254233.jpg
 京都文化博物館へ向かう途中、寄り道した六角堂にて
[PR]
by maruyamamasaki | 2006-12-21 11:47 | 京都市