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造幣局の通り抜け

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 平日休みを利して、恒例の桜見物を楽しみに西下。あいにくパッとしない曇り空でしたが、見物客はまあいるわいるわ。先月、梅見ついでに造幣博物館に寄った時には、「通り抜けが始まる前に咲き終わっちゃうのでは」と心配したのですが、全くの杞憂でした。一部の早咲き種で散ってしまった桜はあったものの、数の多い「関山」はほとんど開花していなかったくらい。
 もっとも、通り抜け期間中だけで開花状況は結構変わるので、こちらの「造幣局・桜の通り抜け」をチェックするのがよろしいかと思います。といっても、18日でおしまいですが。
 「大川沿いのソメイヨシノが散った頃に通り抜けの桜を楽しむ」のが通例。でも、今年は大川の桜も散り始めとはいえ、まだまだきれいに咲いており、得をした気分です。
 (写真は、通り抜けの「今年の花」である大手毬)
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by maruyamamasaki | 2006-04-17 17:47 | 大阪市

花・彩・祭おおさか2006

 4月14日(金)
 「通り抜けを見るなら、大阪城の桃園を見てからそのまま北上して会場入口へ」とは、友人tktaku氏お勧めのコースですが、今年は大阪城を会場に花・彩・祭おおさか2006も開かれています。
 まともに見ると結構、時間がかかりそうなので、タダで見られる本丸地区だけを見物。大阪市内の各区や学校からの出展作が中心ですが、面白かったのは天守閣西側に展示されている「リサイクル系プランター」。
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 上の写真は壊れたビニール傘をプランターにして花を植え込んだものです。美しいか、と言われると?かもしれません。しかし、放置されたビニール傘に土がたまり、舞い込んだ草花が咲くといった、現代的な自然を示唆しているようでもあります。
 受け取り方はともかく、このゾーンの展示はなかなか楽しませてくれました。
 ここを見てから、お約束の「桃園」を歩き、「通り抜け」を楽しんだ後、そのまま大川沿いの桜を堪能しながら北に向かってOAP展望台へ、というのがベストコースでしょう。その途中にあるOAPアートコートギャラリーでは、キャノン主催の「写真新世紀展」が開かれており、タダで見学できます。
 写真を評価するのは難しいのでやめておきますが、個人的には西野壮平氏の作品「 Diorama Map」に目を引かれました。東京、大阪、広島など、街のミクロ的な風景を何枚も使ったコラージュが、都市を鳥瞰した地図そのものになっている作品です。ぱっと見た目にはすぐできそうだけど、やってみるとまず出来ないといった趣でした。
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by maruyamamasaki | 2006-04-17 17:04 | 大阪市

実相院門跡

4月14日(金)
 通り抜けの後は京都・平安神宮の紅枝垂れ桜を観に行くのが当初の予定。それで、OAPから無料のシャトルバスで梅田(といっても東梅田駅の上にあるOSホテル前)へ行き、阪急で河原町に向かう。
 しかし、この曇り空では「夕映えの社殿と紅枝垂れ桜」というベストマッチは、今年も楽しめそうもありません。もともと夕方からは洛北で開かれる別のイベントに行くことになっているから、夕映え自体が無理だ。
 だったら、まだ行ったことのない所へ行こうと、京阪電車の広報紙「K−PRESS」を見ると、実相院で「つるの間」を特別公開しているとのこと。最寄りの叡山電車「岩倉」駅からなら、後のイベントにも行きやすいので、こちらへ行くことに。
 着いてみてようやく気づいたのですが、実相院はよく磨かれて黒光りした床に庭の紅葉が鮮やかに映る「床もみじ」で有名なお寺さんでした。「そういう時期に来ておけばよかった」と、在阪当時に訪ねなかったのを少々後悔。
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 「つるの間」の襖絵は素晴らしく、ここから見た枯山水(=写真)も美しい。でも、もっとよかったと思ったのは、帰り際、未練がましく?「床もみじ」などの絵はがきセット(500円)を買った時、入れてくれた紙袋が手作りで、しかも4年前のイベントチラシを使っていたこと。
 床もみじの写真を使ったチラシだから、それだけで美しいうえ、実相院オリジナルになる。物を無駄にしない姿勢にも好感が持てるし、これは手間がかかってもいいアイデアだと思います。
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by maruyamamasaki | 2006-04-17 17:03 | 京都市

岩倉具視幽棲旧宅

 4月14日(金)
 実相院へ行くのに降りた叡山電車「岩倉」駅といえば、幕末に岩倉具視が退隠していた辺りのはず。そんなことを考えつつ、駅から10分ほど歩いて実相院に着く直前、「岩倉具視幽棲旧宅」という看板が目に入った。
 「えっ、そんなもんがまだ残ってるの」と驚き、実相院を見終わった後、まだ時間に余裕があったので立ち寄ることに。
 「加茂の水」(講談社文庫「王城の護衛者」に収録)をはじめ、司馬遼太郎の幕末作品にはこの岩倉宅の描写が細かいのですが、それもそのはず。本物がきちんと残っているんですから。
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 300円払って中を見学。旧宅内には上がれませんが、茅葺き屋根の小さな家で、庭に面した部屋のガラス障子が開いているので、中の様子は大体わかります。案内テープによれば、このガラス障子は幕末当時のもので貴重なんだとか。
 「加茂の水」では、岩倉の謀臣となった玉松操が倒幕の密勅や官軍のシンボルである錦旗の原案をこの岩倉宅で作り上げた様子が描かれています。中岡慎太郎、坂本竜馬、大久保利通らが密かに訪れたのも、こんな飾り気のない部屋だったのかと思うと、いかにも「歴史の裏舞台」らしい雰囲気がします。
 敷地内にある資料館「対岳文庫」は、岩倉具視が赤坂で遭難した時の着衣などを展示しています。自筆の短冊がありましたが、「明治時代には極細の筆ペンがもうあったのか」と思うほど、細い字で書かれていました。怪人だの奸物だのと悪評はあっても、お公家さんならではの一面を感じさせられます。
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by maruyamamasaki | 2006-04-17 16:59 | 京都市

地球研市民セミナー

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 4月14日(金)
 洛北・京大演習林の一角にある総合地球環境学研究所の公開講座「地球研市民セミナー」は、京都の知恵袋M氏のご紹介で参加することになった。岩倉駅から実相院などとは反対方向に10分ちょっと歩き、地下鉄「国際会館駅前からシャトルバスで現地へ。
 うまい具合に、M氏や、M氏のボスで僕も仕事でずいぶんお世話になったH氏らと同じバスに乗れた。着いてみると、真新しい建物なんだけど、屋根は瓦葺きで煙出しまで付いていて町家をそのまま拡大したような感じ。内側から撮った写真なのでわかりづらいけど、外側から見ると半円形のようになっています。
 施設のことはさておき、今回はDNA考古学の第一人者である佐藤洋一郎教授が「モンスーンアジアからシルクロードヘ−ユーラシア環境史事始−」というテーマで講演してくれました。 「シルクロードにあった楼蘭王国が滅亡したのは、人口増加に伴って農耕をし過ぎたために地中の塩分が地表に噴出して土地が痩せ、ついには砂漠化したためらしい」など、興味深いお話(詳しくはこちら)でした。
 金曜日の夕方、京都市中心部から結構離れたこの場所に、100人も来るのかと思ったら、200人近くは来ていたようでした。さしたる宣伝があったとは思えないのにこの集客力、京都の奥深さを改めて知らされました。
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by maruyamamasaki | 2006-04-17 16:56 | 京都市