カテゴリ:和歌山県( 5 )

高野山

 10月2日(日)
 泊まり明けの足でなんばへ出たのは、インフィオラータだけではなく、高野山巡りに行くためでした。前夜の反省会で職場の先輩たちに焚き付けられ?、いよいよ行ってみる気になったのです。
 しかし、関係者の皆さまには申し訳ありませんが、私知る限り最も気の利かない私鉄である「南海電鉄」のお陰で少々出鼻を挫かれたせいもあり、いささか気乗りのしない見物となってしまったのでした。
 高野山巡りには、南海電鉄の「高野山フリーサービック」という、交通費が通常より17%割引になる企画きっぷがあります。南海なんば駅に行ってみると、どこで売っているのか表示がない。改札近くの案内窓口の女性に尋ねたら、「同じフロアの旅行会社で扱っている」と言われた。その旅行会社へ行くと、「うちでは扱ってません」。結局、特急券の発売窓口で販売しているとわかったのですが、そういう表示は全くなし。サービス精神に満ちた大阪にあって、この会社ほど無愛想なのは他に例を見ないでしょう。
 愚痴はさておき、高野山に到着したのは午後1時前。バスで最も遠い奥の院に向かい、そこから西の大門まで約3キロを歩いて回ったのでした。
 話には聞いていましたが、戦国−江戸時代の著名武家の墓がすべて揃っていると言っても過言ではありません。ここまであると、全体に本物感が薄れてきます。
 奥の院も根本大塔も鉄筋コンクリート製ってのが、またありがたみを薄れさせるのです。城はコンクリートでもいいのに、寺社はダメってのは我ながら首尾一貫してないのは承知してますけど。
 眠かったせいもあって気力が落ちてきて、当初は宿坊に泊まってみようかとも思っていたのが、こんな調子で修行の真似事をするのはお寺さんに申し訳なくなって、早々に引き揚げることにしたのでした。
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 大伽藍にある金堂の回廊で、若い坊主3人が足を伸ばしたまま座ってダベっていた。有り難みの薄れた一瞬
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by maruyamamasaki | 2005-10-03 21:59 | 和歌山県

和歌山城

 9月28日(水)
 転勤商売とはいえ、自分の目で見られる場所には限りがあり、「日本一」とは軽々には言えません。しかし、市役所の食堂からの眺めとしては、今日行って来た和歌山市役所が日本一ではないでしょうか。
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 写真だと小さくなりますが、実際は食堂のガラス窓全体が目の前に迫る天守閣を映し出す屏風のように見えます。もちろん、人間の目が景色を勝手に補正してしまうからなのですが、「市役所さん、いい場所に建てたもんだねぇ」と言いたくなるほど。
 和歌山城そのものも期待していた以上でした。何と言っても、天守閣からの眺めが素晴らしい。流量豊かな紀ノ川が紀伊水道に注ぎ込み、その先には遠く淡路島、また小さいながらも乾櫓など連立式天守を楽しめるのもいい。
 戦前は紀州藩当時の天守閣が残り、姫路城と並び称される美しさで国宝に指定されていたのが空襲で焼失したそうですが、何とも惜しいことをしたもの。いや、コンクリート製だろうが、復興のシンボルたる今の天守閣だって十分にいい景色を作り出しています。気兼ねなく楽しめる点では、今の方がいいかもしれません。
 門や石垣、西の丸庭園を楽しんだ後、評判の和歌山ラーメンの代表格「井出商店」へわざわざ遠回りして行ってみたら、「お盆営業の代休で29日まで休み」とのこと。これはショックでした。
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by maruyamamasaki | 2005-09-28 20:01 | 和歌山県

浮島の森

 9月19日(月)
 熊野本宮大社、熊野速玉大社と参詣を済ませた後、面白そうだったので立ち寄ってみたのが「浮島の森」。速玉大社から車で5分弱、新宮市のほぼ中央にある国の天然記念物という。
 珍しいのは、東西約55m、南北約90mの島が文字通り水に浮かんでいること。古代、沼地だったこの一帯で枯れた植物が積もりに積もり、泥炭マット状の浮遊体になっているんだそうです。島の中には遊歩道が設けられており、足に思い切り体重を乗せると、確かに揺れる感じがしなくもありません。
 まだ暑い時期、ヤブ蚊が多く、ゆっくり見ている暇はなかったのですが、宿物群落としても大変貴重だとのこと。
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 右下の手すりの左上が沼、その向こうが浮島の森。浮いてる感じ、ちとわかりにくいか
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by maruyamamasaki | 2005-09-23 19:32 | 和歌山県

熊野詣

 9月19日(月)
 敬老の日までの連休は千葉から両親を呼び寄せ、白浜に泊まって熊野詣。熊野古道が世界遺産に指定されて1年、結構込んでるのかと思いましたが、それだけで来る人はあまりいないようでした。
 幸い、両親とも病気とは無縁なものの、父は脚の力が衰えて階段が辛くなっています。それなのに、熊野本宮大社で129段の階段を上らせてしまった罰当たりな私。よく見ると、社殿の裏側にも参拝者用の駐車場があったので、一人で下まで戻り、本宮大社脇の細い道を車で登って、帰りは歩かさずに済みました。
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 神門の先にある社殿は撮影禁止とあったけど、横の塀越しは特に断りがなかったのでパシャ
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by maruyamamasaki | 2005-09-20 14:59 | 和歌山県

白浜温泉

 3月5日
 千葉・君津の実家から両親を呼んで、和歌山・白浜温泉で2泊旅行。関空に着く便で来てもらい、レンタカーで白浜へ。阪和自動車道が昨年、白浜に近いみなべICまで開通したことで、2時間程度で綱不知(つなしらず)湾に面した会社の保養所に到着。自社の施設ながらなかなか立派。夕食に「鯛しゃぶ」を頼んでみたら、もうしばらく鯛とハマチは見たくないって思うくらい、堪能させてもらいました。
 6日からは曇りのち雨とあいにくの天気。風も強く、当地の名所である円月島、千畳敷はちょっと停車して外で記念撮影をしては車に戻るといった具合でした。
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 11時前と、予定より相当早かったが、植物園のハマブランカを見学。胡蝶蘭も見事でしたが、水耕栽培のトマトが鈴なりだったのは驚きました。
 それでもまだ12時前。両親に興味があるとは思えなかったが、南方熊楠記念館に行くことにした。駐車場から結構な坂道、展示は悪くなかったけど、館内はホルマリンというか化学物質?臭く、少々気分が悪くなってしまいました。珍しく父が先頭に立って記念館の屋上に出てみると、風は強かったけど素晴らしい眺め。黒潮は本当に黒く見えるとは聞きましたが、確かに黒かった。この寒いのにウインドサーフィンを楽しんでいる連中もいました。。
 まだまだ時間は余っている。3人とも食欲は湧かなかったので、記念館下の京大水族館を覗くことに。あまり期待していなかったけど、これが案外、大きな水槽にアジやらタイやらを泳がせていました。もちろん、小水槽ごとにイソギンチャクからヤドカリなどを展示してあるあたり、学術的だったが、十分に楽しめます。
 まだ時間があったので、とれとれ市場へ向かった。魚はもちろん、地元産のデコポンなどの果物や野菜、土産物などがたくさん揃っており、両親はここで土産のお菓子を購入。道中、気になった「なんば焼き」を試食してみたら、割とおいしかったので、両親に買うのを勧めた。
 ようやく時間がつぶれ、民宿「Aコース」へ。部屋はさすがに保養所よりは落ちるが、民宿のイメージよりはやかましくないからよしとすべきでしょう。
 各ご一行様が入ってくる前に大浴場へ。ここには露天風呂があり、掛け湯なしで入ってしまったが、寒風のせいでさすがに温まりにくい。保養所と同じ重曹泉だったが、こちらのほうがずっと肌がヌルヌルする感じです。あるいはこちらは源泉に近く、保養所は運んできた温泉だったのかもしれません。
 夕食は大きな伊勢海老と蟹の足がメイン。大広間で鍋物と焼き物が一緒のせいで、煙出しに窓を開いていたため、寒かったのには閉口した。
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by maruyamamasaki | 2004-04-07 15:01 | 和歌山県