カテゴリ:奈良県( 23 )

第69回正倉院展

 前夜、Aさんに「おねだり」して入場券をゲットした正倉院展の見学に出かける。朝食は「いとう」で自分用お土産に買ったバッテラ1本。大阪マラソン以来の習慣ながら、一人で1本食べるのは多すぎる。でも食べてしまった。明日のハーフマラソンが思いやられます。
 西中島南方から奈良というと結構遠い気がしますが、御堂筋線で難波へ行き、近鉄に乗り換えるだけでよく、1時間もかからない感じです。奈良市を訪れるのはあの3・11の日以来のこと。
 土曜日だけに、結構待たされるかと思いきや、着いてみれば「ただ今10分待ち」と拍子抜けさせられました。実際は5分ちょっとで入場することができました。10時からボランティアガイドによる30分の解説会があり、時間もあるので聞いてみました。
 あくまでも素人目のわかりやすさという点で、今回出陳された宝物はいささか地味だったと思います。「緑瑠璃十二曲長杯」(色ガラスの盃」が目玉的存在ですが、ウサギや花の模様が見えるって程度では。犀角圷(さいかくのつぎ)は文字通りサイの角で作った盃ですが、案外浅いのに驚きました。イメージとしてはコップに近い容量があるのかと思っていました。
 正倉院展はそれほど出陳数が多くないので、文書的なものを適当に飛ばせば1時間ほどで鑑賞終了。再び近鉄奈良駅に戻り、特急で京都駅に向かいました。ここでも新幹線の乗車まで時間があったので、JR京都伊勢丹でおみやげを見繕って浜松へ。同店限定というフルーツゼリーを選んだら、製造元は何と埼玉県。差し上げる時、少々恥ずかしかった。
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by maruyamamasaki | 2017-11-11 19:43 | 奈良県

「凍れる音楽」の中で…

 3月11日(金)
 連休を利用して、大阪へ1泊旅行へ。お目当ては、解体修理を控えた国宝・薬師寺東塔の創建以来初という内陣公開、東大寺修二会(お水取り)、「いとう」のバッテラ、国立民族学博物館で開催中のウメサオタダオ展、万博記念公園で開かれている「太陽の塔 黄金の顔展」、満開であろう大阪城梅林…など盛り沢山です。
a0010524_19504423.jpg 13時40分過ぎ、京都駅に着き、駅ビルの喫茶店で在阪当時の職場のS先輩と会う。1年数か月ぶり、四方山話をしていると、何だかゆっくりとゆらり、ゆらりとしている気がした。S氏も地震と感じたよう。携帯メールのNHKニュース速報を見ると、「宮城県北部で震度6強」。それが「震度7」になり「大津波警報」まで来たため、Sさんは会社へ急行することに。
 どうせ新幹線も止まるから東京へ帰る訳にもいかず、予定通り奈良に向かって薬師寺を拝観。小雨が降ったりやんだり、修二会はどうしたものかと近鉄・西大寺駅ビルの喫茶店で考えているうち、雨も強くなってきたので諦め、大阪へ。駅構内のテレビゾーンに凄い数の人だかりができていた。
 西中島南方駅で降り、「いとう」で夕食。「もういい鯖が入らなくなった」とバッテラはないと告げられショック。産卵期(抱卵期かな?)に入ると鯖の味が落ちるので作らないというのが、ここの大将のモットー。そのかわりに土手鍋、うな丼をいただく。こちらも美味。
 東三国・トーコーシティホテル新大阪泊。地震、そして津波被害、大火事の映像が衝撃的すぎて、なかなか寝付けませんでした。
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by maruyamamasaki | 2011-03-11 23:49 | 奈良県

平城宮跡を歩く

 5月3日(月)
 在阪当時、奈良へあまり足を延ばさなかったことを、ずいぶん後悔していました。今回、Mさんのお誘いに乗ったのも、奈良巡り中心という点が大きかったのです。
 朝9時に大和西大寺駅に集合。既にシャトルバス乗り場は行列になっていたので、平城宮跡には歩いていくことに。
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 復原された大極殿が見えてきた。新しいし、これしか建物がないから、見ていて面映くなるほど目立っちゃっています。
 でも、1300年前の平城遷都の頃には、当時の大極殿だって新築だったのだから、今、こうして見ている感じが1300年前の雰囲気に最も近いのかもしれません。
 それにしても観光客の多いこと。人のことは言えないけど…。
 大極殿の中では、ボランティアの男性が定期的に説明をしてくれます。たまたま僕らが聞いた時のおじさんは、時間の半分以上を割いて、平城宮跡保存の意義と、それがわが国の精神文化にとっていかに大切なことであるか、一生懸命に説いていました。復原大極殿については、「中の説明板を読んでくれた方がわかりやすいです」と、正直に語っておしまい。
 ああいう場所での説明タイムには惹かれるものがありますが、ここに限っては時間の無駄です。
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by maruyamamasaki | 2010-05-03 22:18 | 奈良県

平城宮跡を歩く その2

 平城宮跡を訪れたのは22年前の夏、「ならシルクロード博覧会」を見に来て以来のこと。会社に入って3年目で多少、余裕ができ、帰省以外で初めて静岡県の外へ旅行したのでした。バブル期だったのに、禁欲的なものだったと思います。
 だだっ広かったって印象しか残っていませんが、改めて眺めてみてもだだっ広い。大極殿(正しくは第1次大極殿)と向かい合う朱雀門までの距離が約800mという。間に近鉄の線路が走ってしまっているとはいえ、よくこれだけ広大な土地を残せたものです。
 大極殿と並ぶ目玉である遣唐使船の復原展示は、午前10時頃のアナウンスで既に午後の入場整理券しかないとわかり、見学を断念。遺構展示館、宮内省の復原建物、東院庭園、朱雀門と歩いて回ることに。地味だけど、発掘状態のままで見られる遺構展示館の説明などはわかりやすく、当時(復原推定)の瓦と今の製品を持ち比べて重さがかなり違うのも体験できます。
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 宮内省の復原建物も中に入ることができます。こういう建物がもういくつかできてくると、往時の平城宮らしくなってくるでしょう。
 想像ですけど、1300年前は大極殿に用いられた瓦の方が貴重だったはずですが、今となっては宮内省の復原建物の桧皮ぶきの方がお金がかかるのではないでしょうか。歴史の皮肉を感じずにはいられません。
 写真は宮内省復原建物の内部です。梁が真っ直ぐ過ぎるのが妙に目につきます。曲がった松材なんかだとリアルなんですけどね〜。
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by maruyamamasaki | 2010-05-03 21:49 | 奈良県

大遣唐使展

 シャトルバスで大和西大寺駅に戻り、近鉄奈良駅へ。GWだし、平城遷都1300年祭だから込んでるのは仕方ないけど、それにしても近鉄各駅の切符売り場の混雑はひど過ぎる。SUICAが使えないのはともかく、ICOCAやPITAPAはあまり普及してないのかな。
 駅近くのともかく入れそうな店で昼食(すぐできそうな物と思ってMさん共々、野菜炒め定食にしたけど、大失敗だった)を済ませ、奈良国立博物館で開催中の「大遣唐使展」を見学。平城宮跡にばかり人が集まっているのか、こちらはそれほど込んでおらず、大助かりです。
 入ってすぐ、目玉の「二つの観音菩薩立像」があったのにはびっくり。京都国立博物館が「おいしいものは最後」型なら、こちらは「おいしいものが先」型なのかもしれません。
 最大の呼び物、ボストン美術館蔵の「吉備大臣入唐絵巻」も、じっくりと見ることができました。
 NHKで放映されたドラマや、この絵巻の特集番組を見ていなかったので、どんな内容なのかをちっとも知らなかったのですが、こんなふざけた話?というか奇想天外な物語だとは思いませんでした。
 囲碁の勝負で、真備が相手の石を一つ呑み込んで勝っただと? 反則じゃん。唐の役人が真備に下剤を飲ませて動かぬ証拠をつかもうとするも、真備は碁石を体内に留める術を使い、排泄物を調べても見つからなかったってな場面が真面目に描かれています。
 わが国史上、脱糞という恥ずべき記録が残っているのは徳川家康ただ一人かと思っていたら、吉備真備もそうだったとは。変な知識がまた一つ、増えたのでした。
 それはさておき、大遣唐使展のすごい所は、いやってほど国宝が出展されていること。それこそ、国宝でも重要文化財でもない物のほうが珍しいくらい。数ある中で印象に残ったのは「伝阿閦(あしゅく)如来立像(和歌山 親王院蔵)」です。他の仏像ではあまり見たことのない、何とも優しげな顔で、一目惚れしました。
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 こちらは遣唐使船をイメージした造形作品@平城宮跡
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by maruyamamasaki | 2010-05-03 20:58 | 奈良県

興福寺・国宝館

a0010524_11161697.jpg 奈良国立博物館を出たのは午後3時過ぎ。ここへ来る途中、「1時間待ち」の行列を見て後回しにした興福寺・国宝館に寄ると、「45分待ち」となっていました。
 日差しも傾いてきて待つのが辛くなくなってきたし、せっかくの機会だから並ぶことに。入り口までは35分ぐらいだったかな。
 それにしても阿修羅像のファンがこれほど多いとは。昨年、東京国立博物館などでの特別展が大人気で、とてもじゃないけど行く気が起きなくなるほどでしたが、ブームはまだ続いているようです。
 中に入ると、案外スムーズに見学することができました。そのための入場制限であり、行列なのですが、さすがに阿修羅像を含む「八部衆立像」の近くにくると大渋滞です。ガラス越しではなく、間近に見られるとあって、じっくり見ようとする人がほとんど。
 阿修羅像も素晴らしいのだけど、ほかの像だって独特の味を醸し出している。どういういわれがあるのか、少しは勉強してから見ればよかったと後悔しました。ま、それは次の機会への課題ってことに。
 夜は京都へ行き、祇園「かぼちゃのたね」で鰻づくしを堪能。黒七味で有名な「原了郭」の店の奥に、こんなリーズナブルなお店があったとは。こういう辺りを知っているのがMさんの深いところです。
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by maruyamamasaki | 2010-05-03 20:11 | 奈良県

正倉院展

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 11月10日(木)
 いやーっ、今年は凄い人出でした。
 恒例の正倉院展(11月14日まで)、去年は行ったタイミングがよかったのか、それほど混雑していなかったのですが、今年はとにかく多かった。今回から協力社になった読売新聞によれば、これまでの総入場者数は16万人を突破し、昨年の13万人を大きく上回っているとのこと。僕は午前10時台に入ったので、その時はまだ並ぶほどじゃなかったけど、11時過ぎに出てきたら写真のような具合。
 正倉院宝物中屈指の名宝である碁盤「木画紫檀棊局(もくがしたんのききょく)」が12年ぶりに出陳され、見る側としてなじみやすい印象があるせいでしょうか。中に入ると、全体としては舞踊の面や衣装などがあった去年の出陳品の方が親しみやすかった気もしましたけど。
 通によれば、正倉院展の出陳品は宮内庁側ですべて決めるらしく、奈良博物館側が要望は出せないのだそう。
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by maruyamamasaki | 2005-11-10 16:29 | 奈良県

春日大社・中元万燈籠

a0010524_0355868.jpg 8月15日(月)
 今日から短い夏休み。毎度のことながら、連休に何かしようとかどこへ行こうとか、事前に計画することがなく、当日になってからどうするのか慌てて考える。まして、夜中働いて午前3時過ぎに帰宅したその日から休みと言われたって、午前中から出かけるのは無理だし・・・。
 でも昨晩、NHKのニュースで奈良・春日大社の中元万燈籠が今日までやっているのを聞いて、「これだ!」と思ったのです。出かけるのは夕方からでOKだし、おまけにあまり暑くないし。
 800年前から行われているこの行事は、長きにわたって奉納されてきた3000基の燈籠に、様々な願いや祈りを込めて浄火を灯す神事とのこと。釣燈籠の灯りが朱塗りの社殿に映える様子は、なかなか幻想的で、「日本の美」って感じでした。
 この日は高円山で大文字送り火、東大寺でも万燈供養会もあったのですが、午後8時過ぎから雨脚が強くなってきたので、送り火をしばらく眺めて退散。
(釣燈籠の色々な模様が幽玄な雰囲気を醸し出していた=三脚使用禁止で手持ち撮影)
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by maruyamamasaki | 2005-08-16 01:12 | 奈良県

大仏商法

 4月19日(火)
 17日の朝日新聞(大阪)朝刊に、日本一との呼び声も高い奈良・吉野の桜が満開になった様子の航空写真が掲載されていました。去年は見そこねただけに、平日休みの今日、早速出かけてみました。
 近鉄吉野駅周辺の「下千本」は、今朝の新聞で「散り始め」とあっただけに、ほぼ何も咲いていない状態でもやむなし。「満開」とあった「中千本」「上千本」、そして「奥千本」で期待した姿を見せてくれればいいのです。
 と思いつつ、ロープウェイ、徒歩、バスと乗り継いでやってきた奥千本の入り口。ここから山道を20分くらい歩いて見えてきた桜は、確かに咲いてるけど、見た目には50本もない感じ。場所を間違えたかと不安になったのですが、近づくと「奥千本」と看板が立っていました。
 関西の人は「すごく」との意味で、よく「ブァーッと」と言うことがあります。しかし、この「ブァーッと」を聞いたら、実態はその10分の1ぐらいに割り引いた方がまず無難です。今日も奥千本行きのマイクロバスを待つ間、乗客整理のおっちゃんが「奥千本から降りてくる途中、花矢倉からの眺めをぜひ見てください。そりゃもう、桜がブァーッと咲いてまっせ」と言ったので、多少心配していたのですが、奥千本からしてこの程度では・・・。
 気を取り直して、山道を降りていき、その花矢倉に到着。
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 この小さい写真じゃ伝わらない部分は多いですけど、「桜がブァーッと咲いてる」って、こんなもんなんでしょうか? たとえベストの見頃に来たとしても、僕はあまり感激しなかったと思います。
 奈良には「大仏商法」という言葉があります。僕が行ったタイミングが悪かったとしても、ここ吉野の桜にしても、先月の月ヶ瀬梅林にしても、「大仏商法」に通じる面がある気がしてなりません。
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by maruyamamasaki | 2005-04-20 00:44 | 奈良県

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 3月23日(水)
 先日、月ヶ瀬梅林から戻ってきた後、近鉄奈良駅近くの東向商店街をぶらついている時に見つけた看板。読めば字余りですが、なぜか目を引くようで、見ていく若い女性は結構いました。
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by maruyamamasaki | 2005-03-23 12:57 | 奈良県