カテゴリ:京都市( 135 )

クタクタ花見行

 クラブツーリズムの「京都の桜と姫路城の旅」に参加。往復は飛行機、現地の移動はバス、夕食なしなので、あわよくば大阪の諸先輩方や友人と一杯と目論んだのですが…。
 あまりのハードスケジュールで大阪のホテルに到着したのが22時半過ぎ!大阪の夜を楽しむどころか、入浴するのが精一杯でした。
 それはともかく、旅の始まりは京都・嵐山から。
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 渡月橋から小倉山を望む。ズームして見ると、舟遊びの興じる人たちの様子がわかる。去年の夏には水害があって大変だったろうに、表向きはその傷は見えなくなっている感じだ。
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 バスガイドさんに教えてもらった法輪寺へ。ここには舞台状の展望台があり、嵐山地区を一望することができる。
 やけに中学生ぐらいの子を連れた家族が多いと思ったら、「十三参り」だった。お参りした後、渡月橋を渡り終わるまで振り返ってはいけないとされるあの話は、この法輪寺の虚空蔵菩薩へお参りして知恵を授かる行事にちなむとのこと。
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 まだまだ時間があったので、天龍寺の庭園を拝観する。枝垂れ桜が見事でした。向こうは比叡山でしょうか。
 東山の平安神宮へ。個人的には、ここの紅枝垂れ桜が今回のメーンだったけど、好天の土曜日とあって渋滞に巻き込まれ、ここの見学時間が大幅にカットされてしまい、神苑を見て回るのは諦めざるを得ず、がっかりした。
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 続いて南禅寺。復活したNHK「ブラタモリ」のプロローグ編に登場した水路閣上の疎水を見てから、哲学の道へ。ここの桜も好きだけど、何も銀閣寺まで北上させることもなかろうに。添乗員氏よ、ここを適当にカットすべきではなかったか。
 銀閣寺近くにあったせんべい屋が見当たらず、若干がっかりした。ここへ来たら是非食べ歩きたかったのに。
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 清水寺に到着したのは18時半過ぎ。ライトアップを楽しむにはいい時間だけど、ここで自由食事ってのも落ち着かない。
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 京都タワーがきれいに見えたのはよかった。夜桜は暗過ぎてよくわからず、舞台上はただただ混雑。見物は早めに切り上げ、霜降り牛饅頭、龍馬唐揚を夕食代わりに。そしてここにはあった手焼きせんべい屋で買った2枚のせんべいは、夜のおやつに。
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 もうよせばいいのに、スケジュールの最後にあった円山公園の桜を見に行く。到着なんと21時前。普通のツアーなら、とっくにホテルで休んでいる時間だよ。気違いじみた花見旅行と、最後まで美しく見えることを強いられている老いた桜の狂気めいた咲きっぷりに、同じような痛々しさを感じたのは僕だけだろうか。
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by maruyamamasaki | 2015-04-04 23:43 | 京都市

長谷川等伯展

 気を取り直して京都競馬場を後にし、京阪電車で七条へ。そういえば淀の新駅も初めてでしたが、京都方面のホームは旧駅の場所なので、結構遠かった。
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 京都国立博物館に着いたのは午後4時半過ぎ。作戦通り?待ち時間なしで入場、GW期間中は日曜日も夜7時まで開館なので、落ち着いて鑑賞することができました。
 ここへ来る度に思うのですが、素人向けの目玉作品は必ず最終コーナーに置かれています。だいたい我ら素人は、入り口の展示から力みかえって観ますから、最終コーナーでは集中力散漫になっていて真剣には観ていられません。
 今回の「松風図屏風」もそう。文書系は飛ばし見してエネルギーを残しておいた僕らは、描かれていない霧が見えるマジックをじっくりと堪能しました。その他の作品では、「枯木猿猴図」が、確か高校で使っていた現代国語の教科書の表紙絵だったと、突如として記憶が蘇ったのが、何となく不思議な思いでした。
 Mさん懇意の「千登利亭」が臨時休業だったので、高島屋内の「田ごと」で軽く一杯。直前に上洛を決めたため、市内の宿を確保できなかった僕は、阪急で大阪・南方へ戻り、どうにか予約したホテルミツフに投宿。喫煙ルームだったけど、タバコ臭さはなかったので落ち着いて眠れました。ウォシュレットがないのが欠点だけど、1泊4400円なのは助かる。
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by maruyamamasaki | 2010-05-02 22:41 | 京都市

鹿カレー

12月11日(金)
 在阪当時の知恵袋、FBUNKA同窓会員のMさんとPさんと京都大学内の「カンフォーラ」でランチ。先月、当地でオフがあったのですが、仕事で参加できませんでした。そんなこともあって、お二人とも都合をつけていらしてくれ、とてもありがたいことです。
 さすが京大と思わされたのが鹿カレー(=写真、740円)。京都・美山地区にある大学の芦生研究林では鹿の食害に悩まされ、一定数を駆除していますが、それを大学のレストランのメニューに加え、少しでも有効活用しようという試みとのこと。低カロリーでヘルシーなんだとか。
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 ひき肉にしてキーマカレー風の仕上げですが、鹿らしさはあまり感じません。逆に言えば、イメージで鹿に抵抗のある人には入りやすいメニューです。
 本当は「鹿のカツレツ」を食べたかったのですが、残念ながらしばらくは提供できない状態なのだそう。
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by maruyamamasaki | 2009-12-11 23:33 | 京都市

コンドル展

 帰りの新幹線は3時半発で、それまでどうするかと思っていたら、さすがPさん、Mさんとも心得ていてくれて、京大総合博物館で2時から行われる講演会「ジョサイア・コンドルと日本文化」を勧めてくれました。
 大学構内を散歩した後、博物館に入って会場に到着。教室みたいな部屋ではなく、常設展コーナーの一角なのが新鮮な感じです。
 コンドルといえば、明治政府のお雇い外国人として辰野金吾らを教え、東京の旧岩崎邸や旧古河邸、三井倶楽部などの設計者として名を残しています。でも日本人女性と結婚して生涯、日本で暮らし、河鍋暁斎に師事するほど、日本文化に入れ込んだ人だとは知りませんでした。
 以前、旧古河庭園を訪ねた時、どうして西洋庭園と小川治兵衛作の日本庭園があるのか不思議でした。コンドルが日本文化に傾倒したことを思えば、最高の作庭師を招いたのも当然だったんだと納得させられました。
 講演が終わったのは3時頃。残念ながらコンドルの図面を見る余裕はなく、外へ出てタクシーを拾って京都駅へ一直線。無事、予定の新幹線に乗って帰京し、歌舞伎も観られたのでした。
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 京大構内でMさんに教えてもらった「純粋階段」。学生の頃に住んでいた四谷で、旅館の脇にあった「純粋階段」を日々眺めていた身としては、こういうものを大切に残そうとする京大の人たちの心を意気に感じます。
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by maruyamamasaki | 2009-12-11 22:33 | 京都市

東寺・弘法市

 9月21日(月)
 たびたび京都案内をしてもらった静岡時代の知人Mさんと、その同級生で高校の教頭先生であるOさんと連れ立って、今日は一日、都の街歩き。まずは東寺の縁日「弘法市」へ。
 前に出かけたのは在阪1年目の秋、時代祭を見物した日の前日に、京都育ちの先輩Sさんに案内していただいた時のこと。平日だったあの日は空いていてのどかな秋の午後を楽しんだものでしたが、今回は大型連休のせいか、午前10時前というのにもう大賑わい。冷やかすどころか、何を売ってるのかよく見ていられないほどでした。
 辻に立つ東寺のお坊さんが「まずは弘法大師様にご挨拶を。買い物はそのあと」と呼びかけるのに従って、国宝の御影堂へお参りに。
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 本当に信心深い方々が多い。そらでお経を唱える人だって何人かはいました。
a0010524_13454713.jpg この日から特別公開が始まった観智院や、宝物殿の曼荼羅なども見学。
 今の職場には、東寺のすぐ隣にある洛南高校のOBがいます。彼の話では「昔は野球部がなかった」とか。「周りが文化財の建物だらけで、うっかり打球が校庭を飛び出したら大変なことになるので」とのこと。その言葉を思い出して洛南高校を見ると、確かにゴルフ練習場並みに高いネットが張り巡らされていました。
 (写真=やはり国宝の東寺・金堂に掲げられている注意書きの看板。地元の言葉を使っているのがナイス!)
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by maruyamamasaki | 2009-09-22 14:01 | 京都市

国宝「青不動明王」御開帳

a0010524_23152929.jpg 9月21日(月)
 今回の上洛で最大のお目当ては、青蓮院で初めての御開帳となる国宝「青不動明王二童子像」を拝むこと。これまで大阪万博などで公開されたことはあるものの、秘仏として青蓮院で御開帳されることは平安時代の創建以来、初めてだそう。かつて青蓮院御本尊御開帳などで記した通り、初ものに弱い小生としては、見逃すわけにはいきません。
 地下鉄で東山駅へ行き、粟田口から青蓮院へ。新聞各紙にも全面広告が出ていたから、この連休中は行列ができているだろうと思いきや、お昼時だったせいか、中にいたのは普段よりちょっと多め程度でした。
 青不動の御開帳は「政治も経済も混迷を極め、道徳心が荒廃してさまざまな事件が後を絶たない今日、悪行や煩悩を滅し、魔障を払う青不動の強い力で、世の中を少しでも良い方向、真に豊かな社会に導いていただきたい」との考えとのこと。このため、お参りの前には諸願成就を願って、礼拝者がそれぞれの願いを記して奉じることができます。
 僕は、結局「無事息災」ぐらいしか思いつきませんでした。仕事での不満をはじめ、あれこれ文句を言っても、願うことはこの程度なのは、混迷の今日にあって恵まれた状況にあることを納得させられます。
 本物の青不動は、さすがに貴重な美術品でもあるせいか、何か薄いシートのようなものを掛けてあるようでした。見物という点では、その力強さを感じるとはいかず、いささか物足りない感はあります。ただ、礼拝画像としての御開帳であれば、そこにあるというだけで十分なのでしょう。
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 僕らが引き揚げた午後1時前、青蓮院の入り口はこの人だかり。多少なりともじっくりと拝めたのはラッキーでした。
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by maruyamamasaki | 2009-09-22 14:00 | 京都市

千登利亭

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 青蓮院から知恩院、円山公園、祇園を抜けて、お昼は南座裏の鮨屋千登利亭で。
 3年ぶりぐらいでしょうか。でも、おかみさんもご主人も覚えていてくれて、ありがたいことです。大阪に赴任して1か月たった後、Mさんに紹介されて来たのが最初だっただけに、久しぶりにMさんと訪れることができて何より。
 今日は稲荷と太巻、ミニちらしのセット(=写真)のほか、鯖寿司を3人で分けていただく。地元客中心の店っぽいのに、僕ら観光客が気張らずに過ごせるこの店の雰囲気は、ほかではそう滅多に味わえないような気がします。
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by maruyamamasaki | 2009-09-22 13:30 | 京都市

東福寺

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 昼食の後、五条駅、じゃなくて清水五条駅から京阪電車に乗り、東福寺に向かう。大阪で中之島線が開通したのを機に、駅名を変えたんでしょうか? 東西に2キロほど離れた京都市営地下鉄と同じ駅名があるのは紛らわしいと、前から気にはなっていましたが、別の駅であると明示するようになったのは好ましいことです。
 右の写真は、東福寺・通天橋を背景にした青もみじ。東京から来ると、京都や大阪の太陽は東京とは別の物じゃないのかと思うほど日差しを強く感じますが、それでもここ数年に比べれば秋が早い気もします。いつもより紅葉は早まるのかもしれません。
 特別公開中の龍吟庵(りょうぎんあん)を見学。4年ぶりに、昭和の大作庭家・重森三玲氏の庭を堪能しました。あの頃は重森氏の名前を知ったばかりだったのに、それから孫の三果さんの新内節を聴く機会も得られました。何かに関心を持つと、それにつながるものを見つけたり縁ができたり、不思議なものです。
 観光客としては、こうした名刹でも繰り返し訪れるのは何となく時間がもったいないと思いがちですけど、一度聞いただけでは説明の聞き漏らしが結構あるもの。今回も作庭の意図など、改めてそうだったのかと思わせられることが結構ありました。
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 龍吟庵の西庭。海中から昇天せんとする龍の姿を表す。ここは通天橋方面から吹いて来る風が心地よいのだそう。味わってみたいものです。
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by maruyamamasaki | 2009-09-22 13:06 | 京都市

泉涌寺

 9月21日(月)
 せっかく近くに来たので、MさんとOさんに泉涌寺へ行こうと提案。お二人とも賛成してくれ、歩いて泉涌寺へ向かう。
 僕は初めてだったから知りませんでしたけど、「泉涌寺道」と表示がある辺りから拝観料を受け付ける大門まではとにかく長い。なだらかとはいえ、上り坂1キロ以上は続くんじゃないでしょうか。日中、さんざん歩き回った我々中年3人組には結構、こたえました。
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 今の「そうだ 京都行こう」のCMにもあるように、大門から仏殿へはこの通り、下り坂になっています。この連休中は夜間、境内をライトアップしてコンサートを開くそうで、これまであまり商業主義とは縁がなさそうだったこの「御寺(=泉涌寺の別名)」としては、珍しい印象があります。携帯電話各社のブースが設けられていたのには、いささか辟易しました。a0010524_1333152.jpg
 最後に宝物館を見学。目立った宣伝はしていないのに、曾我蕭白の絵がさりげなくあったりするので、こうした名刹の所蔵品は油断?がなりません。
 この連休中はライトアップをしている関係で、京都駅と泉涌寺間で無料のシャトルバスが運行されていました。さすがにくたびれたので、帰りはこのバスを利用。商業主義云々と批判めいたことを書きながら、その商業主義の恩恵に浸ってしまったのでした。
(写真=本坊前に展示されていた生け花)
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by maruyamamasaki | 2009-09-22 12:13 | 京都市

金色の銀閣

 4月11日(土)
 2泊3日の花見旅も今日でおしまい。帰りの新幹線は14:20ぐらいなので、ホテルに荷物を預け、タクシーで銀閣寺へ向かう。いわゆる銀閣、正しくは観音殿は現在、屋根の葺き替え工事中ですが、先日のニュースで「真新しい屋根が金閣のよう」という映像を流していました。この「一時金閣状態」は1年もたつと解消されて本来の銀閣に戻るそうで、ならば見ない手はないと思った次第。
 ほぼ4年ぶり、かな。そうだ、前に来た時は屋根が雪化粧していた日でした。屋根に何か変化のある日ばかり来てるなあ。改めて考えると、銀閣本来の姿を見たことがないんだと気づく。
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 これが「金色の銀閣」。一層部分は耐震工事中のため、本来の美しさからかけ離れた状態なので、二層部分のみにてご勘弁のほどを。
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by maruyamamasaki | 2009-04-11 19:48 | 京都市