コンドル展

 帰りの新幹線は3時半発で、それまでどうするかと思っていたら、さすがPさん、Mさんとも心得ていてくれて、京大総合博物館で2時から行われる講演会「ジョサイア・コンドルと日本文化」を勧めてくれました。
 大学構内を散歩した後、博物館に入って会場に到着。教室みたいな部屋ではなく、常設展コーナーの一角なのが新鮮な感じです。
 コンドルといえば、明治政府のお雇い外国人として辰野金吾らを教え、東京の旧岩崎邸や旧古河邸、三井倶楽部などの設計者として名を残しています。でも日本人女性と結婚して生涯、日本で暮らし、河鍋暁斎に師事するほど、日本文化に入れ込んだ人だとは知りませんでした。
 以前、旧古河庭園を訪ねた時、どうして西洋庭園と小川治兵衛作の日本庭園があるのか不思議でした。コンドルが日本文化に傾倒したことを思えば、最高の作庭師を招いたのも当然だったんだと納得させられました。
 講演が終わったのは3時頃。残念ながらコンドルの図面を見る余裕はなく、外へ出てタクシーを拾って京都駅へ一直線。無事、予定の新幹線に乗って帰京し、歌舞伎も観られたのでした。
a0010524_12332463.jpg
 京大構内でMさんに教えてもらった「純粋階段」。学生の頃に住んでいた四谷で、旅館の脇にあった「純粋階段」を日々眺めていた身としては、こういうものを大切に残そうとする京大の人たちの心を意気に感じます。
[PR]
by maruyamamasaki | 2009-12-11 22:33 | 京都市


<< 鹿カレー 総大醤 >>