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備中松山城

 11月4日(金)
 現存12天守のうち、まだ行っていないのは弘前城、犬山城、備中松山城、松江城、高知城の5城。弘前城以外は大阪にいるうちに行く方がいいとはいえ、この期に及んでは一つしか選べない。松江や高知は東京に戻ってからでも行く機会はあるのを思えば、ここは今を逃すと最も行きにくくなるだろう備中松山城を選ぶのがベストでしょう。
 連休を利用して、9時台の新幹線に飛び乗る。備中高梁駅に着いたのは午前11時前。駅の乗り換え橋上から見た備中松山城天守はこんな感じ。
備中松山城_a0010524_058428.jpg
 一番高い山の頂上にある白い点が天守です。何しろ標高430mと、僕の育った千葉県の最高峰を凌ぐ高さにあるんだから、凄いものです。とても歩く気はせず、山の八分目ぐらいにある駐車場までタクシーで行き(駅から1200円前後)、そこから20分ほど歩いてようやく登城とあいなりました。
備中松山城_a0010524_0573573.jpg
 写真の通り、小さい天守ですが、数年前に大規模修理が終わったばかりで、なかなか綺麗です。中の展示も勉強になる感じでした。
 ところで、NHKの大河ドラマ「元禄太平記」が放映されたのは30年前(中年なのを痛感させられますな)ですが、「松の廊下」以前に「二人内蔵助」という、ちょっとしたヤマ場がありました。お家断絶に不満で一触即発を噂された城の明け渡しに大石内蔵助が向かい、立て籠っていた家老の鶴見内蔵助と話し合って無事明け渡してもらったという話です。
 その城というのがここ備中松山城。すっかり忘れていました。
備中松山城_a0010524_0594126.jpg
 本丸入口に掛けられていた注意書き。嘘だろうと思ったけど確かめる度胸はなし
by maruyamamasaki | 2005-11-06 01:43


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