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御影散歩

 10月24日(月)
 雲一つない青空。夕方の出社までの時間がもったいなくなり、神戸・御影地区へ出かけた。東灘アートマンスというイベントが開かれており、この一帯にある美術館を割安に見学できるのです。
 まず阪急・御影駅の南東にある香雪美術館へ。下の写真は入口に向かう道ですが、石垣の塀のまた長いこと。
御影散歩_a0010524_15324643.jpg
 この塀で囲まれた敷地は甲子園球場並の面積。美術館はまさしく一角にあります。
 そもそも、このお屋敷は朝日新聞の創業者・村山龍平氏のお宅。個人宅でこんなに延々と続く塀を見たのは初めてです。美術館は龍平氏らのコレクションを展示する施設とのこと。
 12月18日までの秋季展で、藤原俊成・定家、小堀遠州らの書や、香合、香炉などを展示していました。俊成や定家が自ら詠んだ和歌を記した書だけに、貴重さは十分にわかるのですが、いかんせん達筆すぎて読めないのが難点。
 「立ち食いのブタ丼」と書いてあるようにしか見えないのが、「立ち帰る 春の色」だっていうんですから、僕に展示について何か語る資格なぞありません。
by maruyamamasaki | 2005-10-24 15:33 | 神戸市


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