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今治城

 10月12日(水)
 丸亀9時14分発の特急で10時35分に今治着。車中から天守が見えたけど、駅からちょっと遠そうだし、暑かったのでバスで現地へ。
 高松城と同じく、ここも濠に海水を引き入れた水城。築城の名手・藤堂高虎が関ヶ原の戦功で伊予半国の領主となった時に築城したとのこと。城内には馬上の高虎の像が建てられています。新品っぽいけど躍動感に溢れた見事な像ですが、今治に高虎がいたのはたった13年。その後幕末までの約200年は松平(久松)家がずっと藩主だったのを思えば、扱いにバランスを欠く気がしないでもありません。
 高虎が津に転封された際、天守を解体してその資材を丹波亀山城に移築したという記録をもとに1980(昭和55)年、今治市制60周年記念事業として「再建」。同時に多聞櫓、武具櫓を、後に御金櫓、山里櫓も「再建」して築城当時の勇姿を再現したとのこと。
 天守はもともとなかったとも言われますが、登ってみれば、しまなみ海道・来島海峡大橋を一望に見下ろせる素晴らしい眺めです。城風の建物好きとしては、十分に満足できました。古文書も豊富に展示されています。
今治城_a0010524_2352040.jpg
 山側からの今治城の眺めは、平山郁夫画伯「しまなみ海道53次」のスケッチポイント(47)でもある
by maruyamamasaki | 2005-10-14 23:05


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