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大洲城

 10月13日(木)
 前日ほどの早起きではなかったにせよ、この日も午前8時過ぎの特急に乗って一路、伊予大洲駅へ。お目当ては昨年9月、かつての天守を忠実に復元した大洲城。
 例によって場所もろくに調べずに来ましたが、車中から天守が見えたし、駅前の地図でも道順は面倒ではなさそう。駅から歩くこと約10分、肱川橋を渡ると、西側に大洲城の雄姿が目に入ってきました。
 ここも最初に天守などを築いたのは藤堂高虎。次いで加藤貞泰が現状の城と城下町を経営したとのこと。明治時代に取り壊しの憂き目に遭ったものの、鮮明な外観写真や雛形(模型)が残っていたのが幸いして、元の姿を復元できたそうです。新築段階の天守の雰囲気を味わえると思えば、貴重な存在でもあります。
 再建工事の様子を収録した約5分のビデオのほか、随所に工事のポイントを簡潔に記した説明板などを展示してあり、その程の良さはこれまで見学した城の中でも一番でした。
大洲城_a0010524_234851.jpg
     山上の天守などが清流・肱川の川面に映る風景が何とも美しい
by maruyamamasaki | 2005-10-14 23:03


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