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第4回大阪マラソン

 予想されていた通り夏日に近い暑さにやられ、過去2回と違って厳しい結果となってしまいました。
 朝5時に起床。酔って3時間ぐらいはグーッと眠っても、その後は昂ぶりもあって寝付けないのはいつものことなので、気にはせず。バッテラ1本とは結構な量ですが、9時のスタート時には消化されているだろうし、当日カーボローディングとして、こんなにいい手はありません。
 スタート会場最寄の大阪城公園駅は大混雑。去年もそうだったのをすっかり忘れていました。先週のちばアクアラインマラソンと同じく、アミノバイタルプロを4本、塩熱サプリ4個、コムレケア1本などをポケットに入れてスタート準備。スタートラインを越えたのは、号砲から約12分後でした。
 先週の疲れや今日の暑さを考えて、5キロ33分ペースで30キロまで行き、その後は昨年並みにペースアップすれば4時間35分以内は可能と踏んでいました。前提はよかったのですが、対策が甘かったと知ったのはその30キロ過ぎだったのですが…。
 序盤10キロぐらいまでは右太腿裏に張りが残っている感じでしたが、徐々に忘れ、20キロ通過は予定より1分速かったくらい。視線を下げたフォームを意識したせいで、大阪の街並みはいつもほど楽しめませんでした。通天閣もつい見落としちゃったし。今年は給水所のスポーツドリンクがアミノバリューからアクエリアスに変わっていたのは気になったものの、こちらは5キロごとに塩熱サプリやアミノバイタルプロを補給しているから大丈夫と思っていました。
 GPS腕時計が途中で狂ってしまったのも誤算でした。俺が1キロ3分半で走れっこないだろ!高速道路などの陰に入ってGPS衛星からの電波をキャッチできなくなる時間があったせいのようですが…。
 大阪マラソンのおかげで最もイメージが良くなったのは、間違いなく玉出地区のある「西成区」でしょう。27キロ過ぎからの直線3キロでの声援には、いつも力をもらっています。もちろん、ほかの地区での応援もありがたさは一緒ですけど、街のイメージアップにつながったのは西成区が一番でしょう。
 しかしながら、この玉出地区を駆け抜けた辺りで、過去2回には全くなかった「いっぱい」感が隠せなくなってきました。ここまで想定ペースをほぼ守ったものの、ペースアップどころじゃなくなっていたのです。
 歩いたり走ったりを繰り返してのんびりとゴールを目指す手は考えませんでした。帰りの飛行機を予約した時、間違って16時発にしてしまったため、意地でも14時前にはゴールインしたかったのです。しかし…。
 一歩間違えれば脚はつりそうになっているし、止まれば筋肉が固まっちゃうので止まれません。32キロ過ぎの「まいどエイド」でも、あれほどおいしいと思っていたのり巻や稲荷寿司がそれほどおいしく感じなかったほどなので、いくらか熱中症になりかけの状態だったのかもしれません。
 走るのは辛いけど、歩くともっと辛くなるのがわかるから、しょうがなく走る。37キロ過ぎには最大の難所「南港大橋」が待ち構えているから、せめてあそこだけは見栄で走りたい。「先週の清見台に比べればかわいいもんだぜ」と自分に言い聞かせて上り切り、下りは脚がつらないよう「ゆっくりとゆっくりと、ゆっくりと下らなければいけません」と、杉本節を思い出しながら下って乗り切ったものの、残りはまだ4キロもある。
 日陰がないんだよね~、この先。去年はちょうど曇り出してたからよかったけど、今年は雲ひとつない晴れ。40キロ過ぎのマンション横にある坂とも言えないほどの坂がきつくてたまらない。考えることと言ったら「あそこまで行ったら歩こう」ばかり。その「あそこ」に達したら、次の「あそこまで」になり、フィニッシュゲートが見えてきた時、号砲から5時間までのカウントダウンが始まっていました。とてもじゃないけどダッシュなんかできる余力はなく、グロス5時間28秒でゴールイン。ネット(=スタートラインを越えてからフィニッシュまで)では4時間48分10秒でした。去年より8分44秒遅れでした。
第4回大阪マラソン_a0010524_1385654.jpg

 会場を後にする頃は「6時間」のカウントダウンをやっていました。
by maruyamamasaki | 2014-10-26 22:31 | 大阪市


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