ボストン美術館 日本美術の至宝

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 本日の勤務は18時半からなので、それまでは目一杯、久しぶりの大阪を満喫してから帰京することに。
 はじめは天王寺の大阪市立美術館へ「ボストン美術館 日本美術の至宝」を見に行く。去年の今頃、東京で開かれていた時に見そびれてしまい、よもやここで見るチャンスがあるとは思いませんでした。
 それにしても込んでいること。やむなく、順路の前半は飛ばし見することに。「吉備大臣入唐絵巻」は、3年前に奈良の「大遣唐使展」で見たからまあいいや、と思いつつ所々、列の隙間から見ると、絵からしてやっぱりギャグ漫画の始祖だと思う。何百年か後には、「トイレット博士」が重要文化財になっていたりするんでしょうか。
 「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」の辺りに来ると、列もばらけてきたので、時々じっくりと見学。鎌倉時代のものだそうですが、人々の描写がかなり緻密に描かれている印象です。後世の「大阪夏の陣図屏風」よりも、絵としては丁寧な気さえします。
 興味深かったのは、長谷川等伯の「龍虎図屏風」。虎が左隻の左隅に猫みたいな格好をしているせいで、正面中央から見ると間が空き過ぎていて迫力がありません。しかし、虎よりの位置から屏風全体を眺めると、宙に陣取る龍が立体的に見えて、リアル感が増すのです。斜めから見ると迫力が増す屏風、味わい深かったです。
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by maruyamamasaki | 2013-04-29 17:47 | 大阪市


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