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「壱岐・対馬の道」

「壱岐・対馬の道」_a0010524_20224441.jpg 12月16日(木)
 「もう読んだのに間違えて買っちゃったから」という友人から譲り受けた、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズ2冊のうちの1冊。もう1冊の「叡山の諸道」は、先月下旬の坂本行の前に読みましたが、こちらはなかなか手か伸びずにいたのでした。
 「旅する巨人」で、宮本常一氏が対馬の調査で大きな成果を挙げていたのを知り、俄然意欲が沸いて続けざまに読んだ次第。本書で宮本氏に触れているのは終盤の1−2頁に過ぎませんが、ここを読むと「菜の花の沖」などで宮本氏の漁業に関する業績を参考にしたことが察せられます。
 それにしても、たまたま目についた「雄気堂々」からあれこれ読み進んだ末、偶然手にすることになった本書まで一連の関心に乗ってくるとは。我ながら不思議な「渋沢シリーズ」でした。

 (この冬のイルミネーションは青色LEDが目立つ@なんばパークス)
 
by maruyamamasaki | 2004-12-16 21:02


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