12月10日(金)
本日発売の文藝春秋新年特別号で、山崎豊子氏の連載小説「運命の人」が始まり、早速読んでみました。
沖縄返還前後の新聞社を舞台に、「第四の権力」とも言われるマスコミが国家権力をいかにチェックすべきなのかをテーマにしているようで、初回は主人公とその周辺の紹介といったところ。
前作「沈まぬ太陽」にも実在のモデルがいたように、今回の作品も誰がモデルなのかが大いに気になります。名前を似せている政治家はともかく、ライバル社の記者は誰が読んでも「あの人だ」と、モデルがすぐわかるのですが。
どういう展開になるのか、今後が楽しみです。
(写真は、ルーチフェスタ@阪急・梅田駅)