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旧甲子園ホテル

旧甲子園ホテル_a0010524_1919286.jpg 11月27日(土)
 今日で来阪以来、365日目。今年は閏年だから366日目か。ともかく1年がたったこの日、ニフティのFBUNKAの世話人だったM氏のお誘いで、武庫川女子大学生活美学研究所の秋季シンポジウム「F.L.ライトと甲子園ホテル」に出かけた。
 会場の同大学上甲子園キャンパス、甲子園会館は、ライトの愛弟子・遠藤新が設計を手がけ、戦前は「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称された建物。M氏が「年に一度はこの空間を味わっておきたい」というほどの立派な建築ですが、恥ずかしながら小生、全くその存在を知らなかったのでした。
 褐色のタイルを積み上げた左右対称の重厚な外観もさることながら、中にいるのが何とも快適です。建物の価値は誰が設計したからではなく、そこに行くとどう楽しいかで決まることを、つくづく考えさせられます。ここを知らずに関西を後にしていたら、相当後悔したでしょう。シンポジウムは、泊まり明けだったのと、居心地のよさで、所々眠ってしまったのでした。
 (写真は屋上から見た夕陽。案外、全景を撮るのが難しく、またの日の課題に)
by maruyamamasaki | 2004-11-28 19:51 | 兵庫県


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