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岸和田だんじり祭

 9月15日(水)
 敬老の日が9月の第3月曜日になったせいで、平日開催となっただんじり祭。見物断念かと思いきや、理解ある上司が休みをつけてくれました。もともと曜日と勤務が関係ない職場ではありますが、温情に応えるべく、7時半近くに家を出て、岸和田市役所前に着いたのは8時半ごろ。
 ここから宮入りに出発するのが、だんじり祭本宮のハイライトだそうですが、既に人でいっぱい。少し岸和田城よりの沿道なら空きもあったのですが、日向で1時間も待つのはねえ。と、根性なしゆえ、さらに岸和田城寄りに行くと、クランク状のスペースがあり、石垣の上には木陰もあった。最前列は人がいても2列目なら十分と、ここで見物することに。
 しかし、労を惜しめばその分、得るものは減るのです。このスペースは、市役所前を疾走しただんじりが一休みする場所なんですな。十数台のだんじりのうち、ここを止まらずに抜けたのは1台だけ。迫力不足もいいところです。
 立ち通しでくたびれたので、午前中で引き揚げようかとさえ思いましたが、駅前の商店街で放映しているビデオ(何と試験曳きの映像まで商品化している)で、威勢のいい大工方がだんじりの上で拍子を取っている様子なんかを見ると、せめてそれくらいは見物したい。といって、どこで見るのが一番いいのかわからず、結局は帰りやすいという根性なしな理由で、駅前で待つことに。
岸和田だんじり祭_a0010524_1843522.jpg

 商店街で見たビデオでは、アーケードを抜けてきただんじりが、全速力のままここでやり回しをしていたので期待していたのですが、本宮ではアーケードの出口でいったん停止。態勢を整えてから、やり回しスタート、つまり、かけ声とともに動き出してすぐ直角に曲がる形を取っていました=写真=
 でも、屋根の上で両手に団扇を持った法被姿の大工方が飛び跳ねながら景気をつける様子はなかなかかっこよかったから、よしとしましょう。
 「だんじり祭」として有名なのは、9月に開かれるこの祭礼ですが、これは海側の地区のだんじり祭で、10月9−10日には同じ岸和田の山手地区でのだんじり祭りがあるとのこと。聞くところによれば、山手地区のだんじり祭の方が疾走する速さは上との説もあり、何とか見に行きたいものです。
by maruyamamasaki | 2004-09-15 18:43 | 大阪府


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